参りま商会。

 Sofiia Syngaivska 記者による2025-4-14記事「Drones vs. Drones: How Ukraine’s Unmanned Systems Forces are Intercepting russian UAVs Like the Orlan-10, Zala Z-16, Supercam S350 Systems and More」。
  「モルニヤ2」はリモコン・レンジが40kmで、コストはちょうど300ドルであろう。
 滞空時間が短いので、ウクライナ兵が隠れていれば、無人機の方で電池が尽きる。回収はされず、使い捨てだ。しかし、歩兵はトンネルの中にだけいるわけにもいかない。

 ザラ社の「Z-16」は、レンジ70kmで単価7万ドル。スーパーカム社の「S-350」はレンジ100kmで単価10万ドル。どちらも戦術偵察機だ。どちらも滞空時間が長い。

 「オルラン10」は、レンジ120kmで、単価は9万ドルほど。

 ロシア国内製造の「シャヘド136」片道自爆機は、レンジ1000km以上。弾頭重量は20kgほど。

 これらすべてを、ウクライナ軍の迎撃ドローンが、空中衝突によって撃墜しているフッテージがある。

 次。
 Defense Express の2025-5-13記事「27 Sorties in One Night: How Ukraine’s Vampire Drone Hunts russian Assault Troops」。
  6軸のヘビー級マルチコプター「ヴァンパイア」の成績が良いため、これを扱うウクライナ軍部隊がどんどん増えている。飛ばすのはもっぱら夜間である。

 このドローンのことを敵の露兵は「ババ・ヤガ」と仇名している。
 非常に威力があると彼らは認め、コピーした機体をロシア国内でも量産しようと努力中だ。

 「ヴァンパイア」の主たる爆撃目標は、壕内に居る露兵たちである。
 車両を攻撃することはめったにない。対車両任務であれば、小型軽量のFPVドローンの方が、向いているからだ。

 信頼性の高い「ヴァンパイア」は、ひと晩で27ソーティも出撃を繰り返したことがあるという。投弾したら帰還させ、着陸させ、電池を交換し、兵装を吊架し、ふたたび離陸せしめる。これをベルトコンベヤーのように繰り返したそうだ。

 1回のソーティで、ひとつの塹壕に対して、しつこく、何発もの小型爆弾を落としてやる。それは精密に当たる。

 あるときは、露兵が放火したシェルターの消火作業を「ヴァンパイア」が手伝った。水を入れたカプセルを落としてやると、カプセルが割れて水を無駄なくぶちまけるという按排だ。

 露軍は、「ヴァンパイア」をリモコンしている部隊の位置の見当がついたときには、手持ちのFPVドローンをすべてそこに殺到させて、オペレーターを殺傷しようと図っている。