迎撃されずに着弾した弾道ミサイルは50発だったという。
イランから片道特攻ドローンは1050機+、発射されたという。そのうちイスラエルの住居稠密地に落下したのは10機未満だったか。
12日間で、イスラエル住民は28人死亡、3238人+が負傷した。
かたや、この戦争中に殺したIRGC(イラン革命防衛隊)幹部は100名以上だという。核関係の技術者は12名+、イラン軍の高級将校は20人+、それぞれ殺害。
イスラエル側からは900機+のドローンを飛ばした。有人戦闘機は200機+を運用した。
地上で破壊したイラン軍の戦闘攻撃機は20機+だったという。
別報によると、Fordow の稜線に米軍機が3連打したMOPは、そこにあった換気用の垂直シャフト(2つ?)を狙ったのだという。
イランは、爆撃される数日前から、このシャフトをコンクリートで塞ごうとしていたという。
防禦設備の内側と外側を連続させる「孔」は、ぜったいに「素透し」に設計してはならず、内部で念を入れてクランク状に曲げておかなくてはいけない。そんな着意すら、なかったのか? そもそも、深さ80m足らずの地下トンネルで自己満足していたとは、ハメネイのとりまき連は、工学の素養が無さすぎる。
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Taras Safronov 記者による2025-6-26記事「Russian Assault Group Destroyed in the Sumy Region with Foot Crusher Ammunition」。
ハルキウのメーカーが、小型ドローンから投下する対歩兵専用の新弾薬を設計・製造・供給し、それがスミー地方の攻防に使われていて、顕著な成績を上げつつあり。
この投下爆弾の名称は「フット・クラッシャー」および「ベビーフットクラッシャー」。後者は、同径(おそらく5センチ)ながらもやや短寸。
外観は、テーパーの無い細円筒状の胴体(おそらく長さ10~15センチ)に、長い着発信管部と、長い尾部整流板(心棒もふくめて長さ15センチ+か)をくっつけている。
内部構造は不明。外殻&テイルフィン部、信管部は、すべて樹脂製のように見える。信管部以外は、半透明。
テイルフィンは、落下中に弾体を空力旋転させるようになっているかもしれない。
弾頭の着発信管センサーのプローブが長い(写真フレームで切れているため目測ができないが、すくなくも10センチ以上はある)のおかげで、炸裂破片は理想的な至近散開パターンとなるのだろう。
着弾すると、4ミリの破片(写真を思い切り拡大すると、ボルト&ナットのナットをぎっしり筒内面に張り付けているのではないかと疑われる)を中心からまんべんなく全方位に飛ばし、それが地面に当たれば長さ6~7センチの条痕が掘られるエネルギーがある。写真を見るかぎり、半径1.7m以内では敵歩兵は地面にピタリと伏せていたとしてもまず助かるまい。
弾片は、最大で20mまで、殺傷力のあるスピードで飛散する。
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Matthew M. Burke 記者による2025-6-26記事「US soldiers drop live grenades from drone in Germany, say tactic will soon be part of normal training」。
米陸軍(テネシー州兵からなる第278機甲偵察連隊)は、その装備する「Skydio X10D」クォッドコプターから、「М67」手榴弾を投下するために、3Dプリンターで試作した懸吊投下器を、25日に実験した。ドイツの GRAFENWOEHR 基地にて。
プラスチック製の懸吊装置は「Audible」と呼ばれている。
破片手榴弾の安全装置のピンは、離陸の直前に引き抜かれる。
これを敵の走行中のトラックに対して用いるときは、車両の天井に落としてやるのではなくて、先頭車両の、「お客」が座っているであろう側の地面に、至近弾として着弾させねばならない。※4秒信管なのだとすれば、高さ80mから精確に落とす必要がありはしないか?
げんざい、この「Audible」は試作の段階。ドローンをハードランディングさせても投下器が壊れないようなデザインを発見しようと努めているところだ。設計はメリーランドの陸軍部内でやっている。
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Sofiia Syngaivska 記者による2025-6-26記事「Baykar’s Bayraktar Drone Is Back, Ukraine Unleashes Iconic Drone on russian Boat」。
ひっさびさにバイラクタルTB2が戦果を出した。6月24日にウクライナ海軍が飛ばし、ヘルソン戦区の河川にて、露軍の舟艇を精密爆撃した。
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Sania Kozatskyi 記者による2025-6-26記事「Ukraine Develops Drone Interceptor Reaching 11 Km Altitude」。
ウクライナ国内の、無人機開発チーム「ワイルド・ホーネッツ」が、ヘルソン戦区で新型インターセプターの試験。なんと、クォッドコプターなのに高度1万1000mに到達した。
※その薄い空気中で低空並みのアジャイリティを発揮できるのかには疑問があるが、今後、各国が可能性を模索し、改良を図るだろう。