磁力で伸縮するストック。クロスカントリー用の。もちろんテレスコピック構造。
ノルディック競技用じゃない。軍用。
冬季の歩兵がパスカングや1歩滑走だけで楽々とアキオを引っ張って行けるようになり、スノーモビルは不要になるかもしれないじゃないか?
さらに、これを大型化して、渡河用の「筏」を動かす「押し竿」も開発できる筈だよね。洪水災害のときに、これがあってよかった、と人々が感謝するようになるだろう。
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ストラテジーペイジの2025-7-14記事。
2022-2以降、ロシアは貯蔵のAFVをほとんど失った。いま、戦車を生産できている工場は国内に1つしかなく、その製造物は直接にウクライナ戦線へ列車で送られ、そこで数週間以内に破壊されてしまう。
イランはイスラエルに空爆された結果、もはやロシアに軍需品を輸出するどころではなくなった。
ロシアの可航河川は、南北方向に流れているため、東西方向の軍事輸送には鉄道を頼るしかない。
昨年、西側の経済アナリストは、ロシア経済が2025-8までしかもたないと予測した。
これにあわせてウクライナ軍は、この夏、失地回復作戦を東部で準備中。それに対してロシア軍は、特にできることがない。
※トランプの「50日」宣言は、この全般情勢に関係していると見るべきだろう。
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Boyko Nikolov 記者による2025-7-14記事「Spanish firm sneaks Austrian tech to Russia for artillery boom」。
130万ドル相当のオーストリー製の鍛造機械が、ロシアへ密輸出(転売)された。仲介したのはスペインの企業「Forward Technical Trade SL」と香港の「 Scorpion’s Holding Group Limited」。買い手はロシアの「AZK Group」。工場は、ニジニ・ノヴゴロドにある。
この機械は重さ110トンあり、1983年にGFM社が製作した古いものだが、「ラディアル・フォージング」といって、たとえば152ミリ榴弾砲の砲身を精密に円筒状に圧延成型してくれるのである。
昔の砲身用の鍛造機械とは違い、ハンマーが四周から叩くのではなくて、おそらくローラーのようなもので、同時に外縁から鋼管を圧迫する。鋼管を、少しずつ回転させながら。
ロシアの大砲工業にくわしい Pavel Luzin 氏によると、ソ連時代からGFM社製の機械が頼りにされていたという。
ラディアル鍛造機械の名前は「SXP-55」という。これまで26台を、ロシアは輸入している。
ちなみにNATOの155ミリ榴弾砲「M777」の砲身寿命は、2500発から3000発である。
露軍の「2A36」152ミリ砲は、2000発で焼蝕する。
今回、密輸出に関与したスペインの会社は、会社のHPすらなく、しかもこの種の技術輸出と縁のない地方都市で登録されている。怪しすぎるのだが、スペイン当局もEUも、監視できていなかった。
セルビアとトルコも、シャヘド自爆機の製造に使える工作機械を最近、ロシアへ売っている。
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Dmytro Shumlianskyi 記者による2025-7-14記事「Ukraine Develops FENEK Acoustic Drone Detection System」。
集音マイクと、波形フィルターを組み合わせて、敵のドローンの飛来を遠くから察知するシステムを、ウクライナの国内メーカーが完成した。これを防空部隊に装備させる。
三角測量の技法で、敵機の現在位置と高度も絞り込めるという。
音波の波形をデータベース化したものがあり、それと照合すると、機種も判別される。
※別ソースによると、かつて「シャヘド」は攻撃対象に向かってあたかも旅客機の着陸のように緩降下してきたものだったが、最近では、高射機関銃が届かない高度から急降下ダイブによって標的に突っ込むようになっているため、迎撃の余裕が失われているという。
防空聴音システムは、これまでにも自主開発されてきた。「Zvook」 および 「Sky Fortress」という製品。
Zvook は2023からあり、ドローンならば距離5km、巡航ミサイルならば距離7kmから探知できた。
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マイケル・ダン記者による2025-7-8記事「Why Can’t Americans Buy the Best E.V.s?」。
記者はGMの元役員で、1992から中国に20年以上駐在していた。今は自動車業界コンサルタント。
BYDの電気自動車は、米国では基本的に禁止されているため、米国人は、ほとんどそのブランドを知らない。
BYDは「Build Your Dreams」の頭文字だという。
今、米国は、関税で時間稼ぎをしているが、米国内メーカーはBYDには追いつけないだろう。すでにテスラは売り上げで抜き去られた。
フォルクスワーゲンやトヨタと違って中共の自動車メーカーは、米国の自動車メーカーを技術や販売で助けることはしない。中共の自動車メーカーは、世界最大の自動車市場(中国)と、北京政府の長期的な金融サポートを得て、長期的に米国の自動車産業を亡ぼそうとしている。これに対決するためには「自動車版のマンハッタン計画」が今すぐに必要だ。
もともと電池メーカーのBYDが初めて電気自動車を2003に売り出したとき、それは酷いものだった。しかし今は違う。記者はBYDのすべての車種に実際に乗ってきた。断言するが、いまやその品質はテスラに遜色が無い。
BYD製の電池は「Blade」というが、これは世界基準でも安全でしかも安価である。
米国にとってBYDの1万ドル以下のモデルは、ふつうに輸入されたなら、対抗は不可能である。米国人は最低でもその三倍を出さないと、米国内で電気自動車は買えない。