カムチャツカのペトロパヴロフスク軍港に通じている海底ケーブルは、大地震の後どうなっているのか? これを確かめるにはSSNを派遣するしかない。

 その口実に、メドヴェジェフ発言が利用されているのかもしれない。

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 Saeed Shah and Shivam Patel 記者による2025-8-2記事「How Pakistan shot down India’s cutting-edge fighter using Chinese gear」。
   先の印パの「4日間」戦争で、仏製「ラファール」戦闘機が撃墜されてしまった事情が判明した。
 インド空軍がいろいろとお粗末で、中共製のAAM「PL-15」の有効レンジは比較的に短いはずだと信じ、パキの「J-10」戦闘機から150km以上離れているなら自分は安全だとラファールのパイロットが思い込み、油断していたという解釈が出ている。

 J-10が放ったPL-15は、200km以上も飛翔し、ラファールに命中した。おそらく、これまで記録された最長距離の空対空攻撃の成功。

 じつは、パキスタンは独自に「Data Link 17」を開発していて、スウェーデン製のAWACS機のレーダー情報に基づいて、戦闘機の空対空戦闘を管制できた。
 そのおかげで「J-10」は自機のレーダーを停波していられたので、インドの戦闘機からはJ-10の所在も分かっていなかった。「J-10」は、AWACS機からの指図に従い、自機からは見えない相手に向けて長射程AAMを発射しただけ。それで勝負がついた。つまり、いまや戦闘機の性能はほとんどどうでもよくなっている。AWACSとAAMだけがモノを言う。

 ※「Saab 2000 Erieye」というAEWC=Airborne Early Warning and Control 機をパキスタン空軍は2024-9時点で9機も持っていたようだ。

 ちなみに中国空軍以外で、「J-10」と「PL-15」をセットで保有している空軍は、パキ空軍のみ。

 ※これはシンプルに総括できる。たんじゅんに、AWACSの有無で負けた。インド空軍は、ロシア製のIL-76にイスラエル製の電子機器「EL/M-2090 ファルコン」を合体させたナンチャッテAWACSを、3機しか保有していなかった。それでいちどに100機を越える味方機を管制できたわけがない。おそらくパキ空軍は、インド空軍が1機のAWACSもじっさいには飛ばせないメンテナンス期間に、うまく乗じたのだろう。

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 The Maritime Executive の2025-8-1記事「Dali’s Owner/Operator Sue Hyundai Claiming Manufacturing Defect」。
  ボルチモアで船内電力が喪失して貨物船が橋脚に突っ込み崩落させた24年3月の大事故。あの貨物船はHHI=ヒュンダイ重工業製だったそうで、艤装が杜撰だったのであるとして、船会社が民事訴訟を起こした。

 コンテナ船『Dali』号は2015に発注者に引き渡されている。

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 Defense Express の2025-8-2記事「How Ukraine’s First Magura USVs Were Built in 2022, and Why This Remained Under Wraps Until Now」。
  ウクライナの「マグラV1」と「マグラV2」は、2022年春に極秘裡に開発がスタートした。

 「マグラV1」は、6mの漁船をベースに、上甲板を蓋で覆い、船外機と、スターリンク・アンテナをとりつけたもの。
 これが調子がよさそうだったので、すぐ「マグラV2」が開発された。外見は、「V1」とはかなり異なる。ロシア占領海岸に漂着して写真がさいしょに公開されたのは、この「マグラV2」であった。

 サットン氏によると「V」というナンバリングは、船体の断面が「V」字形だったから。

 爆発物を初めて載せたのは「マグラV3」である。150kgの炸薬であった。これは少数、量産された。

 その次に「マグラV4」が実験されているが、そちらは消えた。詳細不明。

 実戦に最初に投入されたのは「マグラV5」である。すなわち2022年10月以降のこと。

 次が「マグラW6」。これは船体断面がW状なのである。ここにはR-73ミサイルが搭載された。

 次が「マグラV7」で、ここにAIX-9Xサイドワインダーが搭載された。そして「スホイ30」を撃墜した。

 ウクライナが無人特攻艇の部隊を正式に創隊したのは、2022-11であった。

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 Julia Struck, Kateryna Zakharchenko 記者による2025-8-2記事「Central Asia Gas Pipeline Supplying Russian Military Shuts Down After Blasts」。
  中央アジアからロシアの兵器工場に天然ガスを届けるガスプロムのパイプラインを、ウクライナの挺進隊が爆破した。パイプラインは圧送を停止している。
 爆発現場は、ヴォルゴグラード。

 パイプラインは、トルクメニスタン~ウズベキスタン~カザフスタン~ロシアとつながるもの。
 終末点において、ミグの飛行機工場や、「マグナム-K」という弾薬工場が、このガス供給に依存している。

 金曜日にAFPが発表した統計。ロシアは7月に6297機の長距離ドローンを飛ばした。対地攻撃ミサイルは、198発だった。

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 Roman Pryhodko 記者による2025-8-2記事「Drones Attacked Traction Power Substation in Rostov Region」。
  宇軍の無人機が、ロストフにある鉄道用の変電所に突入し、火災を発生させた。2日の01時12分。
 変電所は Uglerrodovsky 村の近くにある。

 ※雑報によると、ロシアのUAZ社は工場操業を「週4」に短縮。中共製自動車に押されて、PAZ、LIAZ、GAZ、KAMAZの自動車工場も既に時短に追い込まれている、と。