Luke Coffey & Can Kasapo 記者による2025-8-11記事「Breaking the Stalemate: Russian Targets Ukraine Should Strike」。
トルコはいま、条約の権利として、ボスポラスの軍艦通航を認めていないので、ロシア海軍は、カスピ海から黒海に船舶を動かすことによってしか、黒海を補強できない。
ゆえに「ヴォルガ~ドン運河」の阻絶を優先せよ。
この運河は、分水嶺よりボルガ寄りに9門、ドン寄りには13門の閘門を有する。
そのうち、最高標高の2門を破壊せよ。そこには自然河川の流入が無く、すべてポンプ揚水なので。ポンプ機能を破壊すれば、運河のすべてが止まる。すぐ下の閘門内の水量も足らなくなるから。
2025年6月の1ヵ月に露軍はウクライナの人口密集地に5500機のシャヘドを飛ばしてきた。工場はタタルスタンにあり、学生が勤労動員されている。電力はニジネカムスク火力発電所から供給されているので、この電力ネットワークを破壊せよ。
中国とロシアの二国間貿易は過去最高を更新中。年間2400億ドルを上回っている。
ケルチ橋は構造が頑強なので、この橋桁を破壊できる武器は、ドイツ製の「タウルス」だけ。この巡航ミサイルは特殊信管と特殊弾頭をもっている。
クリミアとヘルソン州の間には、他にも橋がある。それはケルチ橋ほど頑強ではないから、壊しやすいはず。特に「Chonhar Bridge」と「シヴァシュ橋」「ヘニチャスク橋」。
ロシアの鉄道は、40~60台のタンク貨車で1列車として油脂類を補給している。平均時速は25マイル。
兵站鉄道は、毎日、2万~3万トンの弾薬と燃料を輸送している。
露軍の1個師団は、毎日1870トンの需品を必要とする。うち680トンは液体燃料または潤滑油。
総兵站流量の25~50%は、野砲の弾薬だ。多連装ロケット弾も含む。
線路そのものはすぐに修理されてしまう。だから、線路よりも修理は確実に遅れる「変圧器」や「鉄道変電所」を狙え。
宇軍は2024年5月の作戦で、オリヨル~クルスク鉄道の変圧器と変電所を破壊している。彼らはもう学んでいる。
ロシア太平洋艦隊を攻撃するために、舶用の民間コンテナに偽装した無人リモート破壊システムを、宇軍は今、研究中だという。
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EurAsian Times の2025-8-13記事「Pakistan’s Saab 2000 Erieye “Shot Down”! Why Loss Of AEW&C Aircraft Is A Big Setback To PAF Than IAF’s Rafale?」。
過ぐる5月6日の夜、印パ国境500kmに沿って125機の航空機が1時間近く、入り乱れて空戦した。
パキスタンの引退した空軍元帥は、パキ空軍所属のAEW&C機を1機失ったと認めた。イスラマバードのBholari空軍基地の格納庫に、インドが発射したブラモスが命中したという。このブラモスは4発目で、その前の3発は途中で邀撃できたという。
インド側は、国境から300km奥の空中で、1機の大型機を撃墜したと主張している。それも「Saab 2000 Erieye」である可能性がある。ただしパキ側はそれを認めていない。
インドはAWACSを6機、保有している。3機はイスラエルのEL/W-2090ファルコンレーダーをイリューシン-76輸送機に搭載したもの。別な3機はエンブラエル145 ERJベースのDRDO「ネトラ」。
パキはAWACSを10機、揃えていた。6機は「Saab 2000 Erieye」、4機は「輸-8F-600」の機体に中国製AESAレーダーを載せた「ZDK-03」と称するシロモノ。別名「Karakoram Eagle」。
AWACSは戦闘機より高額であるだけでなく、そこに6人くらい乗っているクルーは、撃墜されれば、まず全員、助からない。
ロシアは2024年1月と2月に「A-50」を喪失し、それ以上の被害を防ぐべく、残余機をすべて遠方へ疎開させ、前線にはもう出さないという選択をしている。
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ブルームバーグの2025-8-13記事「Ukraine Claims Attack on Hub for Major Russian Oil Pipelines」。
宇軍は長距離無人機で、ブリャンスク地方ウネチャにある原油ポンプ・ステーションを爆撃した。ウネチャからは、ハンガリーとスロバキアへカザフ産の原油が圧送される。ドルジバ・パイプライン・ネットワークの重要拠点であるとともに、輸出港であるウスト・ルーガまでロシア産原油を運ぶ「バルト・パイプライン・システム2」の枢要施設。
パイプライン事業者は Transneft PJSC である。
今月初め、ウクライナはロシアの製油所4カ所を攻撃。石油大手ロスネフチPJSCが所有する3工場で操業が中断された。また8日には、ロシア随一のヘリウム工場が爆撃されたという。
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ハドソン研究所の2025-7-28記事。
ペトレイアス将軍/元CIA長官と、ジェイソン・スー(台湾人)による対談。
ペトレイアスは非政治的軍人たらんとこころがけており、選挙の投票に必要な登録すらしていない。もちろん、何党員でもない。
その立場から断言する。米軍はアフガニスタンから撤退する必要はなかった。18ヵ月で兵士を1人も失わなかった。年間250億のコストは持続可能だった。ベトナムは、持続不可能だった。アフガニスタンは可能だった。8500人のNATO軍兵士は、全員、留まりたいと望んでいた。
宇軍のペガサス大隊とかネメシス大隊には、台湾軍から出向者がとっくに行っていて、最前線の教訓を吸収中である。
ペトレイアスの断言。「戦車や装甲車両は、この戦場に居場所がありません」。補給車両すら、無人でリモコンで走らせない限り、もう生き残れない。
台湾はStarlinkとの交渉が挫折した。データの所有について、合意できなかったのが原因。そこで台湾は、OneWeb、Kyberなどの他のサービス会社を探しているが、うまくいっていない。
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Taras Safronov 記者による2025-8-14記事「Japan Exposes Scheme to Supply Tsugami Machines to Russian Military-Industrial Complex」。
制裁担当の大統領委員 Vladyslav Vlasiuk いわく。日本の経済産業省は、株式会社ツガミが製造した300台以上の機械が中国企業7社に売却された後に姿を消したことを確認した。このうち約30台はロシアで見つかっている。
ツガミはすでにロシアに販売された機械のサポートを停止し、疑わしい中国パートナーとの協力も終了するという。
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Sania Kozatskyi 記者による2025-8-14記事「Budanov: DPRK to Deploy Its Tanks and Armored Vehicles With Crews to Russia」。
ブダノフが言うには、北鮮は兵隊だけでなく戦車とAPCもウクライナ前線に送る気だと。『The Japan Times』のインタビューに答えて。
総数は50~100両。その中には「M-2010」主力戦車(別名Cheonma-D)と BTR-80 が含まれる。
乗員もついてくる。ドンガラだけでなく。