Defense Express の2025-9-15記事「UAE’s Shadow 50 and Shadow 25 Drones: Serbian Parade Reveals Hidden Purchase」。
セルビアは9月20日に軍事パレードを催行する。その予行練習で、UAEの軍需企業である「EDGE Group」傘下の「ADASI」社がこしらえた全翼型の片道無人自爆機を、いつのまにかセルビア軍が採用していたことが判明した。
特ダネは、セルビアの軍事メディア「Tango Six」が報じた。
自爆機は「Shadow 50」と「Shadow 25」である。
「シャドウ50」はMTOWが135kgで、ペイロードが50kg。レシプロ・エンジンで9時間滞空できる。公称レンジは250kmだが、リモコンができる距離は100kmを越えない。シンプルなプリ・プログラム飛行に割り切ってしまえば、250km以上飛ばせることも確実だ。巡航速度は167km/時。
セルビアは2024にも EDGE から「SM2」というロイタリングミュニションを購入している。今回、確定的になったのは、同国は中共からUAV(CH-92)を買うのは止めてしまって、UAEから買うようになったようだ。
※この記事にはYouTube動画が添えられており、2023年頃に開発中の「シャドウ50」を圧搾空気カタパルトで射出していた手順がわかる。とても貴重なのは、そのカタパルトには「THREOD」社製の「CATA」が用いられているのだ。最新版である「CATA B」との異同を抽出すれば、このクラスのカタパルトでは何が肝心な注意点なのかが、居ながらにして学べてしまうだろう。たとえばレールに仰角を付与する油圧アクチュエーターは、「CATA(A)」では「ホイスト式」にしていたことがわかる。これは作動が軽快なのだが、いろいろな負荷に弱くて、もし故障したら、どうにもならなくなる。だから近年ではダンプカーにも、動作は鈍重でも、故障しにくくて安全な、テレスコピック・シリンダーが増えている。それと軌を一にしている。「CATA」の蓄気タンクは、レールの「中央部パーツ」の下側に沿ってとりつけられていることも理解できた。すると車台上の箱型のマスの中味は、蓄気のためのコンプレッサーなのだろう。圧搾空気でどうやってワイヤーをたぐらせているのかは、イマイチ謎だが、「中央部パーツ」に細長いシリンダーが見えるから、ここからロッドが、空気で押されて飛び出す、その力を利用するのかもしれない。
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Vladislav V.記者による2025-9-15記事「Signal For Russia: French Nuclear Rafale Deployed in Poland」。
核弾頭も装着できるASMPミサイルを吊架可能なラファール戦闘機を、フランスがポーランドに展開した。
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Dmytro Shumlianskyi 記者による2025-9-15記事「Vietnam Develops Its Own Naval Drone」。
ベトナム国営の「VTV1」が、同国産の無人爆装ボートの動画を公開した。
どうやら Starlink でリモコンされるようになっている。そして終末誘導は「マシン・ビジョン」を使う。近距離からECMをかけても、それはもう効かない。