こんどはドミニカ共和国沖で、米軍の戦闘機が麻薬組織のスピードボートを爆砕した。おそらく生存者無し。

 これは21日の発表。ベネズエラから出港した密輸艇らしいが、米政府は今回は、ベネズエラには言及していない。

 ※トランプは、これは自衛だから、いきなり殺しても可なのだ、との理屈。これに対し米民主党は、「議会だけが宣戦布告する権限を持っている」との正論をふりかざし、「戦争権限決議」によってトランプの動きを縛ろうとしている。この論争にかんしてはトランプ側に歩があると思う。違法薬物が300万人もの自国民の命を縮めていたときに、バイデン政権は何をやっていたのだという話だ。まちがいなく人を殺す作用のある社会的毒物が領土内に注ぎこまれてしまう前に防禦する。人権に立脚した正当防衛だろう。さてその次の段階だが、サンクション破りのゴーストタンカーを西側海軍が魚雷で沈めてもいいという話に発展して行くだろうと期待する。現代のタンカーは沈むまでに何時間もかかるから、乗員は死にはしない。これにて中露は打つ手がなくなり、世界はずいぶん明朗化するはずだ。その気運の醸成のためにも、今やっていることがプラスになる。

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 2025-9-8記事「Tiberius Aerospace Secures UK MoD Contract to Develop Sceptre Ramjet 155mm Munition」。
  英国のメーカー「Tiberius Aerospace」社は、英国防省と、ラムジェットで飛翔する155ミリ砲弾「Sceptre (TRBM 155HG)」を開発する契約を結んだ。
 このラムジェットの推進薬は、液体燃料である。軽油でも JP-4 でも JP-8 でも使える。マッハ3.5で飛ぶ。レンジ150km。
 砲弾は、誘導される。CEPは5m。最高弾道点は地上から65000フィート=19812mもあるので、地上発のECMから影響されない。
 砲弾には最大5.2kgのモノを詰め込める。
 倉庫に20年置きっぱなしでもメンテは不要。

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 Sunny Lai 記者による2025-9-12記事「Study dengue mosquito range backs 200m spraying zone」。
  蚊の遺伝子を調べると親子関係がわかる。その分布を正確に記録したところ、台湾南部で、デング熱のウィルス媒体となっている種類の蚊は、せいぜい180mしかうろつかないことがわかった。
 ということは、1匹発見したなら、そこを中心として200m、殺虫剤を噴霧してやれば、この蚊を確実に減らすことができる。
 しかし現状のように150mくらいで済ませていると、生き残り、しかも耐性が強い蚊を育てることにもなりかねない。

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 みなさん、「資料庫」に加えた「The Spy」はお読みになりましたかい? 西郷南洲(1828~77)はその「遺訓」によれば、「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ」という人材が欲しいんだと念じていたのだそうですが、私はそういう人物像をこれまでどうにも想像することができなかった。だって、工作員にも資金は必要でしょ? そこがなんとも解しかねた。ところが、「The Spy」の主人公は、まさにそんな奇特なキャラの具象化ですよね。私は、明治維新の中心人物たちが、クーパーの小説を間接的にでも知っていた可能性は排除できないと思っています。