漸くロシアは、ウクライナ領内の無人機製造インフラに対する攻撃が必要だと認識し始めたらしい。敵国の航空エンジン製造工場を優先的に破壊するという戦略爆撃の初歩に、開戦から3年半以上かかって辿り着いた。
※ニュース写真で印象的なのは、ウクライナの貨物列車にコープケージがしつらえられていて、それでも無人特攻機にやられてしまっていること。コープケージは爆薬500グラム未満のクォッドコプターは阻止できるかしらないが、50kgから90kgの弾頭を内臓する「終末誘導型ゲラン」の仕事は邪魔されない。
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Roman Pryhodko 記者による2025-10-5記事「Number of Drones That Flew Into Poland in September Exceeded Official Figure: 21st Gerbera Found」。
19機だと当初はカウントされていた、9月の無人機侵入事件。その数はもっと多かった。10-4になって、21機めの「ゲルベラ」の残骸がポーランド国内で確認されている。
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Mike Heuer 記者による2025-10-1記事「China tests effects of successive nuclear strikes」。
1965年に米軍は、地下85mで4.3キロトンの原爆を炸裂させてみた。敵国の地下構造物を破壊する弾頭の研究の一貫として。
このほど南京の人民解放軍工学大学の准教授が、このデータを利用してシミュレーションし、ICBMサイロなどの頑丈な地下構造物を破壊するためには、小型の核弾頭を同じところに3連続で叩き込むと、いちばん確実であると結論した。衝撃波の学術誌に発表された。
5キロトンくらいの低出力弾頭を、同じひとつの敵サイロに対して、3発、地下65フィートで起爆させるのが有利。ずっと大きなイールドのRVを1発だけ地中爆発させるよりも、はるかに巨大なクレーターをつくることができると。
※「ミッドナイト・ハンマー」作戦のMOP三連打の成果に刺激された研究が、複数、進行中なのだろう。そのスピンアウトのひとつだろう。それと同時に北京としては、米国のICBMサイロひとつにつき、RVを3個落とせるくらいの核戦力を整備できていない現状では、とても対米開戦はできませんよ、と人民解放軍を洗脳したくなったか。
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Sunny Lai 記者による2025-10-1記事「Taiwan develops gene-edited plants that capture more CO2, grow faster」。
植物の遺伝子を書き変えて、二酸化炭素を普通の1.5倍吸収させ、それによって倍速成長させることに、台湾の研究チームが成功した。
実験植物のシロイヌナズナは、3倍速で成長したという。
※ウィキによると、シロイヌナズナはゲノムサイズが小さく、2倍体なので、遺伝子いじりには最適なんだそうだ。