強い弓(ボウガンに非ず)から、ブロード・ヘッドとよばれる鏃を付けた矢を放てば、グリズリーでも即死させ得ることは、北米の物好きなハンターたちが実証している。
「矢」はライフル銃弾と違って「跳弾」の確率が限りなくゼロに近い。狙った対象害獣の背後に、万が一隠れていて視認ができなかった人畜が、逸れ矢によって巻き添えをくらってしまう惧れも、現実的にゼロだろうと考えられる。
もちろんこうした弓の射手たちを対羆狩りの前面に出すことはない。罠猟師が見回り中にそれで自衛するとともに、罠にかかった個体を手早く駆除する手段にできる。罠猟師たちの護衛に専念する《随身》が、長弓を携えていたっていい。緊急銃猟のための道路封鎖要員にだって、自衛兵器が要るだろう。
こうした目的に絞り、気が利いた法令を整備すれば、自治体職員が、特別な免許なしに、すぐに保管庫から持ち出せる道具になるはずだ。
つまり、「ガバメントハンター」や「自治体警備員」の、地方における絶対的な人手不足を、長弓が、現実的に、補ってくれる。
分解できず、2m以上あるということは、悪い奴がこれを隠し持って犯罪に使うことを難しくする。
ボロ家の壁を貫通することもないから、市街地で安心して発射できる。もちろん「高所作業車」の台上から、「瞰射」するのが理想的だ。
1、2年もすれば、熊どもは、「弓弦」の鳴り音を聞いただけで、山のなかへスタコラと逃げ戻るようになるだろう。
次。
Roman Pryhodko 記者による2025-11-16記事「Japan To Be Armed With Italian M4 A.I. Drone Guardian Anti-Drone Rifles」。
防衛省の調達に関する公文書によると、イタリアのベネリ社製の、ガス・オートの「М4」という半自動式の散弾銃を輸入する契約が、9月12日に結ばれている。これは対ドローン用として宣伝されている最新モデルで「AIドローン・ガーディアン」と称する。輸入代理店はFLE。
銃腔に同社独自の工夫があって、従来の散弾銃よりも、散弾の命中エネルギーが6%大きいという。
レッド・ドット・サイトが標準装備。
チューブ弾倉には、「2と四分の三」インチ長のシェルならば7発、3インチ長のマグナム・シェルならば6発を、装填できる。それとは別に薬室内に1発、入れておける。
銃の自重は3.9kg。
ちなみに、イタリア軍ではガス・オート式を信用せず、ポンプアクションの「STF/12 Composite XL Range 22インチ QTA」を、対ドローン自衛用に導入している。
※おそらくこの装備をもっとたくさん追加調達しなさい、という話になって行くだろう。なぜなら、こいつはそのまま対「害獣」用に役立つからだ。
次。
Vladislav V.記者による2025-11-16記事「Ukraine Used Torpedo Drones in Strike on Russian Offshore Platforms」。
ウクライナ軍は、「カトラン」という無人ボートから、レンジ50kmの「魚雷」を発射し、それをロシアの海底ガス掘削リグの「柱」に命中させたという。魚雷の実用頭部は80kg。
この作戦は9月21日夜だったという。
※雑報によると、ヘルソン市は現在、街路のほとんどを「霞網」が天蓋のように覆っている。露軍による無差別FPVドローン攻撃から市民を護るためだ。露兵は、ただの歩行者に対しても、自爆機を指向してくるという。