酒やカラオケが駄目ならNHKの芸能番組を視るのもまずいっしょ

 電車をひっくり返した当人でもない職員が世間をはばかって酒も飲めないとは、大阪では「隣組」が復活したんでしょうか。
 日本の首相はほんの少し前、東南アジアで戦前の日本の政策について、日本国民が頼みもしないのに勝手に謝罪をしました。
 本当にそんなオトロシイ罪の意識が小泉氏や外務省にあるのなら、矢張り彼らは今後、被害者の方々が「許したるわ」と言ってくださるその日までは、飲酒、宴会、パーティ、ゴルフ、花見、セックス、映画・オペラ観賞、休暇静養、そういう娯楽は一切断って自粛し反省する態度を満天下に示し続けねば、「言行不一致」ということで、「あまりにも公人としての意識が低く、情けない」などとの隣組の批判を浴びちゃうんじゃないでしょうか?
 先日配信された民主党西村議員のメルマガで、—会社が株主のものでいいのなら、この事故に関してはJR西日本の大株主こそが謝るべきで、大株主でもないただの経営者や従業員に謝る義理はないだろう—と指摘されていましたのは、卓論と存じました。
 「悪いことをした覚えはないが、口先で謝っときゃいいだろう」といった日本式のふしだらさが、日本国民を世界公認の悪党にしてしまう—と指摘なすった先日の遠藤浩一氏のブログの書き込みも、まことに適切だと感じ入りました。