通販で猟銃が買われた場合、売った店の名は分からないのか?

 『諸君!』の記事に追加したい情報があります。
 ある人が知らせてくだすったのですが、通信販売でも猟銃が買えるんだそうです。
 販売元から「譲渡承諾書」などの書類一式を郵送してもらって、警察に行って所持許可の手続きをすませますと、1~2ヵ月後に、許可が出るそうです。その許可証を販売元へ郵送しますと、宅配便で銃が送られて来るそうです。
 それにしましても、通信販売でも「買った店がわからない」ということはありえないように、思われるのですが……。
 またある人のご教示によりますと、バレルとフレーム以外の猟銃パーツは、かなり自由にノーチェックで流通しているそうです。それは〈銃本体〉の扱いではないのだそうで……。
 たとえば「引金ブロック」などを2セット以上購入して所持するのも何の問題もないとのことです。この引金のバネの強さは、実猟とクレーとでは、変えるのが合理的なのだそうです。また故障時の予備にもするそうです。
 商品としての猟銃をどう考えるか。これは、オートバイと似たところがあるでしょうね。
 トライヤル用の小型自動二輪車で、ツーリングはできなくもないが、目的合理的ではないですよね。
 しかし警察が、「おまえはそれで暴走族になって人でも轢く気か」と、違反歴の無いライダーを疑って2台目の中型二輪を購入できなくする行政は、あり得ません。
 また、「買い物なら2台目の400cc.のバイクでもできるだろう」と、3台目の原付保有を邪魔立てすることもありません。
 しかし、ある日、そのライダーの気が狂って、多数の歩行者にぶつかってやりたいと思うことがないとは誰にも断言できないのです。それでも、彼が同時に運転できるのは1台です。
 今日は、クララが立った記念日