本日は書店に行かばや!(ただし大都市居住の方のみ)

 ミリタリーのコーナーが特別に充実している大型書店だと、おそらく10日(火)の夕方までに、『予言 日支宗教戦争』が、棚に配列されると思います。鵜の目になって探してみてください。
 ついでに、月刊『文藝春秋』では別宮先生が座談会にご登場ではないか! だが、待つんだ! もし貴男の今月の可処分所得が2300円くらいしかなかった場合、先づは『予言 日支宗教戦争』(¥1600円)の方をお求めくださいね。両方買えば2350円になっちゃいますからね。
 新渡戸は、もちろん「ウルトラC」を狙ったのです。まったくゼロから、近代日本教としての“BUSHIDO”を捏ね上げようとチャレンジしました。いわば、パウロやアウグスティヌスがやったような仕事に手を掛けた。この新渡戸の後続を断ったままにしてはいけない。ルース・ベネディクトの誘導に、アクロバットで応じてみせなければならない。漢字で書く「武士道」は、最後には閉塞する道でしかないのです。
 ところで、いきなりで申し訳ないんですけども、直しがあります。
○53頁 うしろから4行目
 しかし「自衛の倫理」を人材を欠いた日本政府は
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 しかし「自衛の倫理」と人材を欠いた日本政府は
○108頁 最終行目
 材木製品として切り削などの加工をほどこす前の
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 材木製品として切削などの加工をほどこす前の
 ※送稿原稿は「切削」なのです。しかし、なぜか活字は「切り削」と変わっている。なんでだろ~? 読み方はもちろん「せっさく」ですよ。
○211頁 うしろから5行目
 最先端を行なってますね。
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 最先端を行ってますね。
 ※わたしはこういう混同が厭なので、「おこなって」と読ませるときには必ず、「行なって」と、「な」を加える主義です。しかしこの箇所は「いって」と読ませたかったのです。だからモトゲンでは「な」は加えていなかったのですが、校正をした人が統一したいという欲求に負けたらしい。
 ミリタリー専門書店の無い地域に居住しておられる大多数の皆さん! 書籍はもうフツーの本屋で探す時代じゃないですぜ。貴重なサーチコストを節約しましょう。
 インターネット環境の無い方でも、セブンイレブンなどの一部コンビニで、店頭で取り寄せることができるようになっていますよ。店員の方にご相談ください。
 近所の図書館なら利用できるという方。図書館備え付けの、購入リクエストカードに、『予言 日支宗教戦争』と書き込みましょう!