昔の名前でNF文庫

 光人社の「NF」って何だろうと思っていたら、「ノンフィクション」の略だったんですね。皆さんも覚えましょう。
 あの怪著『たんたんたたた――機関銃と近代日本』が、タイトルを変更せずに、内容をパワーアップさせて、文庫化されます。
 1998-1のハードカバー版(四谷ラウンド)では図版ゼロでしたが、こんどは光人社の編集部が写真をつけてくれました。
 おそらく7月下旬の給料日前後には全国の書店に出ることでしょう。
 ハードカバーの古本プレミアムで儲けようと思っていた人、残念でした。しかし古書には、著者のめずらしいカラー肖像や、英文の目次、Yasohachi hyodo というどこの誰だか分からない英文表記などもあるので、レア価値は残るでしょう。
 ハードカバーを出したときにお手紙を下さった群馬の長浜康隆さん、まだインターネットは繋いで無いですか?(わたしは「長年の兵頭ファンでありながらデジタルデバイドにハマっている人を2010年以前に救済するプロジェクトチーム」を編成しようかと、真剣に考えてます。)
 小倉造兵廠のインサイダーであった松川恒彦様、今もお元気であられることを祈っております。
 いや~、11年なんて、アッという間ですね。
 四谷ラウンドを畳まれる際に、わたしの著作の再刊について予め許諾を与えてくださった田中清行社長。あらためて御礼を申し上げ度い。この本は四谷ラウンドから出した記念すべき1冊目でした。しかし、岩国市長選のときになんで声を掛けてくれなかったのかな~。水臭い。わたしは「シナと戦う可能性がなくなった海兵隊など日本から即刻叩き出せ。一文もやるな」派ですよ。
 小松直之さん。あなたの『イッテイ』も文庫化されるかどうかは、このNF版『たんたんたたた』の売れ行きに懸かっています。あらゆる手段で宣伝してください。
 ついでですが鍛治町から引っ越されたT・マキコさま、イラストの仕事があるのでご連絡くださいますと幸いです。わたしのメルアドは在米の御令兄がご承知です。
 会津の米山先生。この新刊は小生が直接拝趨の上、献呈いたします。1週間お待ち下さい。
 八戸の佐々木さん。何かイベントないですか? 参加しますよ。もし函館においでになるなら、わたしがツアコンをやります。(すいません。見本の数が少ないので、今回の文庫も送れません。)
 札幌の M. T. さま。講演会へのご参加、有り難う存じました。じつは8月中に札幌に行く用事があるので、もし時間の繰り合わせが可能ならば、駅の周辺でご挨拶をしたいです。短時間で恐縮なんですが……。ご多用ということであれば、この件はどうぞ御放慮ください。