「米印日豪同盟」(西太平洋&インド洋=大東亜条約機構)が濃厚に

 2009-8-16にUPIがニューデリーから寄稿した「Boeing’s P-8I deal with India set to roll」という記事を漫然と読んでいたら、最後の方に、新華社通信のワシントン観測が紹介されていて喫驚!
 こんどの米印条約(米国から売られた軍事技術をインドは第三国に漏らさないと約束する)を核に、アメリカ=インド=日本=オーストラリアの四国同盟を、アジア版NATOにするつもりじゃないかとシナ人は勘ぐっているのだ。
 「東アジア共同体」の方は「だが断る」だが、こっちは歓迎できる。久々に明るい話だと思った。
 金大中氏が病死したという。あの、金大中誘拐事件という重大な主権侵害事件は、いまだにキッチリとオトシマエがつけられていない。自民党と韓国政府の関係は、腐っていたと言う他ない。だから北鮮も調子に乗るし、竹島も今のようなことになるし、対馬も危ないのだ。民主党はこの腐臭漂う戦後の対韓関係をどう清算するつもりなんだ? 選挙期間中にハッキリさせるが良い。
 大東亜条約機構に特亜を入れないということは、日本はそれ以後は韓国とパキスタンに冷たくしますよということだ。それでいいんだ。
 韓国は米韓合同演習のさなかにKSLV1を打ち上げてしまいたいようだな。さあどうなるでしょうか、というしかない。
 シナの軍事新聞が朝日を引用して報じている。2009-4月出港、9月帰港予定の海自の遠洋航海の訓練艦隊(駆逐艦3隻)が、香港への立ち寄りをことわられたと。そんなことがあったのか。けっこうけだらけだ。
 台北09-8-17日電。台湾の中部の2700人の軍隊キャンプで爆発的に新兵が感染。すでに374人も。
 例のインフルエンザ?
 これはクーラーの効いた室内でなまけているのが原因だとは少しも考えられない症例ですね。
 ロッキード・マーチンは世界最大の軍需企業のくせして、どうしてJLTV(Joint Light Tactical Vehicle)なんていう軽量耐地雷4×4市場に飛び入ってきたのか、あまり関心がなかったので無関心で居ったが、ミリテクの8-17記事で、アルコアが一枚噛んでいると書いてあって納得。飛行機の技術であるアルミ特殊合金で装甲車構造を軽量化しようってんだな。
 飛行機も新素材採用ばやりで世界的に特殊アルミの需要が減っちまったもんだから、余剰生産物を車両に使ってくれというわけか。M113のときと、同じや!
 じつに懲りない奴等だ。アルミ構造は鋼構造よりぶあつくなるから、命中したRPGのHEATのメタルジェットが経路で気化する分子量がそれだけ増え、車内は余計に悲惨なことになるのだ。それがベトナムでのM113の教訓だったはずだ。ヒズボラのロシア製ATMは、メルカバを4両も貫通してるんだぞ。いまや土人ゲリラが精密誘導兵器をバカスカ撃って来る時代なのだ。フォークランド紛争でアルミ船体がエグゾセのHE弾頭の熱で燃え上がった。彼らはみんな忘れてしまったのか。
 三菱重工はぜったいにこんな真似しないようにね。アルミ製の73式APCは立派なスキャンダルでしたから。
 vivek raghuvanshi氏の2009-8-13記事。インド陸軍はBMP-IIを無人偵察車に改造してテスト中。将来は無人戦車をつくるつもり……だと……。
 さすが米国が最重要同盟国として日本からサッサとのりかえようとしているインドだぜ。この方向は正しいよ。無人AFVならアルミだってOKさ!