権力亡者がそれぞれ考え中。東北復興資金で日本の支配者になれるぞ、と。

 武道通信の「告知板」にも書きましたが、「秋田~新潟」迂回新幹線は、福島県と宮城県のゴースト・エリア化後の東北の失業者を救済する切り札になるでしょう。
 こうした案件を含む兆単位の東北復興資金の配分権を握った者は、日本の支配者になれます。だから今、O氏やS氏は中共政府とも連絡をとりあって、みずからの権力をどう確立し、国税配分権によって日本をどのように支配し、非常時を呼号していかに反対勢力を沈黙させて国民総動員統制体制を築き上げてしまうか、プランニング中でしょう。
 国交省は臨時の補助金を出してでも津軽海峡フェリーを昼夜フル稼働させて北海道から物資を青森県の港湾に送り込め。青森も大間も函館も無事じゃないか。なに運休させてんだ。大間の住民は、函館市内の病院が頼みなんだぞ。
 同時に国交省は、動員可能なRo-Ro船をすべて借り上げよ。防衛大臣は、自衛隊施設科に東北沿岸にポンツーンの人工桟橋を多数つくらせること。Ro-Roによって、被災地沿岸に重機と物資満載の車両を続々と送り込むべきなのである。こんなことは震災の3日目には方針が示されていなければならないことだ。それが、彼らはこの間、何もやっていないということが、1週間経って見えてきた。おっそろしいマヌケども。いや政府だけじゃないよ。自衛隊の制服からどうしてそういう提案が出て来ないんだ。上司が採用してくれないというなら、インターネットに投稿して世論を喚起しろよ。あらためて慨嘆す。ウェストポイント史上最高成績で卒業したというマッカーサー少尉がなぜ工兵科を選んでいるのか。連邦陸軍の工兵隊は、河川・運河改修と港湾工事の専門家で、災害対策部隊だった。馬鹿には大自然を相手の大作戦なんて、発想すら不可能だからだ。
 ポンツーン人工桟橋の根もとに、陸自が給油ステーションを臨時開設し、そこにチャーターした内航船の軽油タンカーやガソリン・タンカーを横付けすれば、現地の私有車で生き残っているトラックや重機も動くだろ。それで市民が自主的に救難/再建活動できるだろ。発動発電機だって使えるようになるわけだよ。
 烏山基地からU-2が飛んだのは、グローバルホークが飛んだ高度20000mよりも高い2万5000mで大気中の塵を採集したのでしょう。北鮮の核実験を見張る機材が、役に立ったわけだ。北鮮にとっちゃ、いまがいちばん、実験のし時だな。
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