昨日の注目すべき記事の摘訳

 ストラテジーペイジの2015-1-22記事「The Religion Of Peace Defines Peace Differently」。
 イスラム教徒たちがよく、イスラムは「平和の宗教」だという。嘘である。
 過去20年以上も、世界のテロ殺人の95%は、イスラミック・テロリストによって起こされている。
 複数の調査が示すところ、全世界のモスレム人口15億人のうち12%が、イスラミック・テロリズムを支持している。すなわち2億人近くだ。
 西側世界内で大きなイスラミックテロが起きたと報道されると、その都度、世界のイスラム教優勢国内では、人々がそれをおおっぴらに祝賀しているが、それも尤もなわけである。
 2001年9月11日のテロの直後、イスラム教が優勢である諸国の政府は、一様に明白な非難の声明を出した。が、当時、それらの国に滞在していた西側の人士は皆、目撃している。イスラム教徒の住民たちが、ニュースを聞いて慶んでいたことを。
 イスラミック・テロリズムが最も多く殺しているのは、じつは、同じモスレムである。
 西側世界に住み着いているモスレムは、イスラミック・テロに反対か? かれらの大多数は、依然としてテロに賛成だ。
 2014年に欧州諸国は、ISILを支持している住民の割合について調査を行なった。
 ドイツでは成人の2%がISILを支持していた。英国では7%であった。フランスでは15%であった。その多くはモスレムである。
 ちなみに、ドイツ人のイスラム教徒率は4.6%、英国人では5%、フランス人では7.5%である。
 非モスレムでISILを支持する者は、若者である。老人にはほとんどいない。
 2005年に英国で爆弾を使ったイスラミック・テロ事件が発生。直後に英国政府は輿論調査している。そのまとめ。英国内のモスレムのうち24%はテロリストの動機(イスラムを防衛する、等)にシンパシーを抱いている。英国内のモスレムの6%は、イスラミック・テロリストの暴力は正当化されると信じている。そして18%の英国人イスラム教徒は、英国に対して、ほとんどロイヤリティを感じていない。
 西側諸国内のイスラム寺院には、イスラム諸国でトレーニングを受けた聖職者が送り込まれてくる。そして礼拝集会で説教をするのだが、その話の内容が、非モスレムに対する敵意や暴力を後押しするものである。
 そうした敵意が全モスレムから求められることが当然なのだと、それら聖職者たちは考えている。
 モスレムの聖職者をトレーニングするほとんどすべての宗教学校では、そうしたヘイトと敵対を許容している。イスラミック・テロリズムをすぐにやめさせるに足る分別を、持ち合わせているにもかかわらず。
 《以下、略》