儒教は「神への帰依」ではなく「家長への絶対服従」だから反近代空間しか造り得ないのである。家族内でも国家社会でも国際関係でも。

   Ben Watson 記者による記事「The US Army Just Ordered Soldiers to Stop Using Drones from China’s DJI」。
    8月2日、米陸軍は、中共メーカーDJI社製のドローンを隊員が遊び用にも使うべからずと示達した。
 使用は禁止する。スマホに入れているDJI社のアプリケーションはすべて削除せよ。記録メディアからバッテリーを外せ。
 理由は、DJI関連製品にはサイバー戦争上の脆弱性があるため。
 米軍将兵が個人の趣味としてDJI社製ドローンを買って部隊内で空撮して遊んでいることが問題視されている。
 DJIは世界の趣味用ドローン市場をここ何年も7割支配している。
 数ヶ月前、DJI社の「ファントム」UAVのユーザーが「ゲオフェンス」(ソフトウェア上での立ち入り禁止エリアの設定。DJI本社からアプリに逐次アップデートされてくるGPS座標セットで、その結界内へ進入しようとしてもコマンドが拒否される)を無効化する方法を発見した。
 他方、5月22日からDJI社は全世界のユーザーに「本社に個人情報を登録せよ。さもなくばスピードとリモコン距離と動画送信機能をアップデートソフトによって制限してしまうぞ」と脅し始めている。これに米陸軍当局は反応したらしい。
 DJI社はまた、6月に、イラクとシリアにゲオフェンスを設定した。
 ※CNNによると北鮮は野生の「チャイヴ」(多年草のネギ)を学生に集めさせ、それを野山に植えさせようとしている。集められなかった学生は罰金を納めねばならぬという。あの百貫デブは本当に有害なことしか思いつかん奴のようだ。『兵頭二十八の農業安保論』をよく読みなおせといいたい。寒冷地山野の豊饒化のためには、「勝手に増殖する」種類でなければ徒労なのだ。たとえばチョロギは朝鮮では有望だ。前年掘り取った周辺地に勝手に増殖する力を持っている。チャイブは最初の2年くらいは株が太くなるけれども、すぐに拡がりは止まってしまう。近種のラッキョウと違い、地下部を食べられないから腹も膨れない。投入した労働エネルギーと収穫吸収エネルギーがぜんぜん見合わない。「葉っぱハーブ」に過ぎず、地際から刈り取っても翌年また再生してくるというところだけが「徳」である。やや耐陰性も認められるが、さすがに2年以上放置したら高勢雑草に負ける。地上部だけ食用にするならルバーブがよい。かつて英国銃後はルバーブを戦時栽培野菜とした。寒冷地向きなのだ。しかもルバーブの染色体数は n=44 でイタドリと同じである。どちらもタデ科で、おそらくハイブリッドが可能だ。英国で侵略的外来種とされているオオイタドリが、食料危機の救世主になるかもしれない。