これはもう美爆テロ。

 ストラテジーペイジの2017-9-14記事。
   北鮮は従来、インターネット電話線(光ファイバー)が渤海の海岸付近のシナ国境経由で国外とつながるのみであった。
 中共が北鮮に高速インターネット回線を提供したのは2010年である。
それ以前には普通の電話線しか外とはつながっていなかった。
 が、このたびロシアも光ファイバー有線をつなげてやった。それは国境の向こう側のロシア側の鉄道駅と直結している。ロシアでは、長距離の電話線は必ず鉄道に並走しているからだ。
 さかのぼると、北鮮国内でのハッカー育成は1990年代からスタートしていた。
 2009に北鮮は、中共で違法コピーされたウィンドウズXPを国民が使うことを禁じた。
 支那語版ウインドウズXPもどきに代わって政府が提供したのが、ライナックスからカスタムしたハングルのXPもどき「赤星」であった。
 しかし動画観賞に関しては支那版XPの方が北鮮版リナックスよりすぐれていたので、ユーザーはなかなかXPコピーを捨てなかった。
 2010には警察が支那語XPのユーザーを一斉手入れ。
 三代目は2011年に31歳で権力を継承した。
 北鮮の官製OSである「赤星2.0」は2011に登場した。これは「ウインドウズ7」もどきである。
 2012に北鮮政府はインターネットに使える衛星回線を獲得した。
 北鮮が大学生および信用できる階層にインターネットのアクセスを広く許すようになったのは2014年。
 北鮮の官製OS「赤星」は、2016年にハッキング被害を受けた。それだけインターネットユーザーが増えたわけだ。
 「赤星3.0」は2016にリリース。こちらはマックOS10に似せていた。
 2017には「赤星4.0」が開発の最終段階にあるようだ。
 マイクロSDカードの容量は今では128ギガバイトもある。北鮮の出稼ぎ労働者たちは、海外で西側のテレビ番組等をそれに録画して北鮮国内に戻ることができる。国境で検査されようが、すべての荷物の中から1枚のSDカードを探知できるものではない。
 このSDカードのコンテンツを支那製のスマホで視聴するわけである。これが北鮮国民の娯楽。
 北鮮側ではくやしいので、SDカードにマルウェアを仕込んで、外国人が泊まるホテルの室内にわざと残置したりする。外国人がそれを自分のスマホに差し込めば、感染する。