『日本史の謎は地政学で解ける』の見本が届きましたわ。

 自分で言うのもおかしいが、こいつは面白い。
 祥伝社からの刊行。ISBN978-4-396-61631-1 C0021 。
 奥付は平成29年11月10日初版となっている。
 みんな、今すぐにアマゾンで予約しようじゃないか!
 次。
 JASON BEHNKE 記者による2017-10-28記事「Sailor’s withdrawal from energy drinks highlights Navy’s workload problems」。
   5年間、毎日「エナジードリンク」を飲んでいたある米海軍水兵が自宅で奇怪な症状に襲われた。エアコンが効いている室内に居るのに、おびただしく汗をかく。身体がぞくぞくと震え、ベッドから出るのにさえおそろしい気力をふりしぼらなければならぬ。頭は、冷蔵庫に突っ込んで冷やさないと気が済まない。
 2隻のイージス艦があいついで商船との衝突事故を起こして17名が死んだ。その原因は水兵の勤務シフトがムチャクチャで睡眠不足に陥っているからではないかと疑われているが、医療専門家は、水兵たちが毎日エナジードリンクをガブ飲みすることについても警告を発する。
 この問題は2010年には把握されていた。アフガニスタンに派兵され、エナジードリンクを毎日3本以上飲んでいた地上部隊の兵士たちが、夜になってもなかなか寝付かれず、睡眠時間が4時間未満になってしまう。逆にひるまには非常に眠くなって、勤務中にうつらうつらとしてしまうことが。
 先月、マケイン上院議員がリチャードソン海軍作戦部長に尋ねた。一部の水兵たちは艦隊勤務中、週に100時間も作業しているというのは本当かと。リチャードソンは否定しなかった。
 NOSエナジードリンク1本の中には、54グラムもの砂糖が溶け込んでいる。
 ふつう男子は1日36グラム、女子は25グラムの砂糖で十分だとされているのだ。
 NOS1本の中には200ミリグラム以上のカフェインも入っている。
 成人は1日のカフェイン摂取を400ミリグラム以下に抑えるべきだと推奨されている。
 エナジードリンクの飲み過ぎは、心筋梗塞、不整脈、心臓肥大などの心臓疾患も引き起こす。
 心拍が薬効で速くなる結果、心臓が肥大し、それが心臓を長期的に故障しやすくするのだ。
 伝統的に海軍は、特に軍艦内では、皆がカフェイン中毒の気味がある。
 若い水兵にドリンクを買ってもらいたかったらカフェインと砂糖をこれでもかというぐらい入れればいい。艦内の酒保でそうした商品を扱わないとしても、世界中の寄港地でちょっと上陸しさえすれば町のショップにそんなドリンクが溢れている。しかもやたら安い。
 件の水兵(筋肉質体型で、定期的にジムで鍛えている)が病院で検査したら血糖値が256もあった。ふつうは8時間絶食していると、1デシリッターの血液中に100ミリグラム未満の糖分しかないものである。食後2時間でも、その値は140ミリグラム以下のはずなのだ。
 作業やトレーニング前にサプルメントを摂取する米兵の慣行もヤバイ。それはカフェインの塊なのだ。