御礼。写真はお蔭さまにて間に合いました。辱う存じます。

 8月にPHP新書から公刊予定の『東京オリンピックとスリーパーテロ(仮)』にご期待ください。われながらとてつもない内容に仕上がりつつあり……。
 執筆のため、ここ数週間、やばい「トリガー・ワード」の検索ばかりしていたので、米本土防衛庁の不審リストに載っちまったかもしれんというのはさておき、いくら軍用・警察用とはいえ、フルオートの拳銃が堂々と製造・出荷されている現実を知ると、驚きますなぁ。
 ところでグロック並の安全メカをグロック社のパテントに抵触させせずに開発したいと思っている貴男へ。こういうのは如何でしょう。引き金を引いていないときは、ストライカー(撃針)のガイドが斜め下を向いていて、それがどう動こうと実包の尻のセンターは叩かない。引き金を引き絞るにつれて、ストライカーのガイドがおもむろに首を上げてきて、やがてそれが実包底のセンターをピタリと指すようになり、その次の瞬間にバネが撃針を前進させて、撃発……。
 ところで尖閣近海で大演習をやるようだが、これは正しい。なぜかというと特亜は、五輪が近づくにつれて日本政府が波風を立てられなくなるという弱みにつけこみ、必ずわが国周辺での侵略行動を1段階進めようとするはずだから。今からこっちのガードを上げておけば「挑発」とは呼ばれない。来年や再来年になってからガードを上げると北京が「挑発だ!」「ボイコットするぞ」と騒ぎ、こっちの手が縛られてしまう。今だったら「侵略行為を続けるなら、五輪に参加してくれなくてもいい」とつっぱねられる。政府が演習予定をNHKに金曜日に報道させたのも、平日の反日宣伝要員に燃料を与えない用心だ。北京の役人も土日は休みだしね。
 次。
 JEFF MCDONALD AND KATE MORRISSEY 記者による2018-6-23記事「Report: Navy memo plans for Camp Pendleton to house up to 47,000 migrants in temporary detention」。
   トランプ大統領は、海兵隊のキャンプペンドルトン基地の中にテント村をつくり、そこに4万7000人の中米からの不法移民を収容したい意向という。雑誌『タイム』のすっぱぬき。
 同基地では、ベトナム戦争直後に「テントエリア5」を開設して、南ベトナム等からの避難民を数百張りの幕舎に一時収容した過去あり。
 設営は60日以内に開始される。他にも数箇所。収容期間は半年から1年を見込む。
 ただしまだトランプ大統領による部内メモの段階。スペンサー海軍長官やマティス国防長官が承認したわけではない。
 試算では、1施設に2万5000人を収容して半年間運営管理すると、そのコストは2億3000万ドルである。
 クリントン政権時代にも軍隊の土地をこうした用途に使わされた。前例があるのだ。
 『Time』誌によれば、サンフランシスコのコンコードにある海軍兵器庫跡地にも4万7000人収容するという。
 また、アラバマ州モービル郊外の廃飛行場にも2万5000人を収容する。 さらに、アリゾナ州ユマの海兵隊飛行隊基地にも収容キャンプを設ける。
 1975-4の南ベトナム陥落直後、最初の5万人のインドシナ難民がまずキャンプペンドルトンに一時収容され、そこから南加州その他へ定住のために送り出された。
 その施設は1975-11に用済みになって閉鎖されている。