最初にLSDが well deck を備え、米ではウェル・デックと言うが、他国では well dock と言う。米公式では wet well であると。紛らわしい!

 CLAUDIA GRISALES 記者による2018-6-28記事「House, Senate push measures to fund defense plan forward, boost military pay」。
      連邦議会上下両院は、「2019国防授権法」の中で米兵の給与を平均2.6%増額させる予算などを認める。
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 いよいよ始まるRIMPACで私が注目している演練項目は、陸自の12式地対艦ミサイルが実射するその近傍で米軍がHIMARSによる対艦攻撃をデモンストレートすることです。
 これを一里塚として、わが陸自も鈍重なMLRSや自走榴弾砲を廃して軽快かつクロスドメインなHIMARSで逐次更新しなさい/しようじゃないか ――という流れになって行くことを強く期待します。
 12式のランチャーからHIMARSの弾薬を発射できないかの試行もあっていいだろうと思います。
 理想は、逆にHIMARSのランチャーや、普通の特大型トラックの荷台から、12式地対艦ミサイルのような弾薬も発射できるようになることです。
 ランチャー/車台が共用化されて外見での区別が難しくなればなるほど、敵の偵察衛星等を通じて敵の作戦参謀を大いに遅疑逡巡させてやることができるためです。
 某無人島に展開されたMIMARSの発射コンテナの中に、GMLRSだけでなく12式地対艦ミサイルも混ぜて入れられている――と敵はまず予期しなければならないのでは、敵国は島嶼占領作戦そのものを諦めたくなります。そう仕向け得るようにするのが「装備体系による伐謀」でしょう。
 わが砲兵一般の仕事として明瞭に「対艦精密攻撃」が加えらなくてはなりません。とっくにそうするべきであったのです。すべての砲兵は、これからは、対艦射撃もする。そういう時代です。いわんや離島防衛を課題とする群島国家においてをや。
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 ADSLから光への転換を一寸延ばしに遅らせている古い奴(俺のことです)で、インターネット通信が不意に断たれてしまうという困った症状がさいきん出てきた……なんていう人はいませんか?
 PCやスマホを再起動してもダメ、AVASTの無料アンチウィルスソフトをアンインストールしてもダメ、ルーターをいじっても、モデムの電源を切/入しても解決せず、なのに、固定電話の受話器を上げ下げする等の何かの拍子で接続が復活するという……。
 わたしの場合、原因がスプリッター(NTTが最初に設備してくれたマッチ箱サイズの白い分岐ボックス)の接点の経年不良化にあったらしいと気付くまでに、えらく時間がかかりました。
 男一人所帯ならばケーブルがどこを這い、スプリッターがどこに位置しようが、気にもかけないところですが、そんなもの客間で客の眼につかないように片付けてくれと女房様から依頼されれば、つい、ドアの枠に沿ってケーブルを綺麗に固定したりします。そしてケーブル長の都合によっては、スプリッターが途中、垂直に宙吊りとなる場合もありますわ。
 これがまずかった。上下にモジュラージャック端子が引っ張られ続ける、そのテンションがかからぬようにする小細工を最初に施しておけばよかったんですが……。
 何年もその状態で放置すれば端子の接触も悪くなろうというものです。ドアの開閉の震動で、スプリッター内の端子接触が急に悪くなっていたようだと推定することができました。(これは最終の結論ではありません。現時点での推定にすぎず、未確定です。)
 わたしはもうじき光回線に切り換えるのでNTT製スプリッターとも古いFAX電話機ともたぶん御縁はなくなるでしょう。が、もし同じトラブルで苦しんでいる人がいるなら、ここにヒントを書き残しておくのは無意義ではないと思いました。なにしろこの小さい部品が犯人になり得るとは、なかなか最初には思いつきませんからね。
 他にも「宙吊り結合」や、掃除機が当たるなどして結線が引っ張られたことが一因となり、唐突にテレビが映らなくなるなどの症状が出て困惑してしまう消費者はきっといらっしゃるだろうと想像しています。
 以上。