大型のマルチコプター型ドローンで、自動展張式のゴムボートを現場に届けてやる方法がすでにある筈。
そのドローンの力で、人が乗ったボートをそのまま水上曳航してくる方法も、すでにある筈。
人を吊り上げられるドローンもすでにある。
これらを地元警察と消防が装備するのが、今後の中期的な課題か。
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Brandon Christensen 記者による2018-7-5記事「Top 10 Terrorist Attacks in History」。
1999年9月4日から16日にかけ、ロシアの4つの都市でアパート爆破事件が4件発生。これを口実にプーチン首相はグロズヌイ市を空爆させ、ダゲスタンをめぐってのチェチェンとの第二次戦争に突入した。
ところが爆破現場のひとつで地元警察が逮捕した容疑者が、FSB職員だったと分かって、すぐに釈放された。四件の爆破テロは、プーチンによる自作自演だったと疑われている。
さきごろ、ロンドンにてVXによって毒殺されかけた元ロシアのスパイ。彼はこのプーチンによる1999年自作自演連続アパート爆破テロ・プロットに関与していた。
しかしプーチン首相の強硬策はロシア人民には大人気で、彼は2000年に大統領に選ばれている。
1925年4月16日、ブルガリアの共産党は、自分たちがテロで殺した将軍の葬儀がおこなわれていた正教会堂の天井を爆破。150人を爆死させた他、500人をガレキの下に生き埋めにした。
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Mustafa Saadoun 記者による2018-7-5記事「Islamic State awakens sleeper cells in Iraq’s Kirkuk」。
IS賛助集団が、イラク北部キルクーク一帯でスリーパーセルを徐々に再稼動させつつあり。
集団はここ数ヶ月、キルクーク外郊で作戦している。次第にエスカレートし、市民を誘拐殺害するようになった。
※ISの「人質」がひょっこり顔を出しているのも、関係があるのかな。
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Brendan Nicholson 記者による2018-7-7記事「P.W. Singer: Adapt Fast, or Fail」。
シンクタンク研究員のピーター・シンガーの講演。これは次著の内容抄録になっているだろう。彼は『LikeWar』という、ソーシャルメディアそのものが武器となってしまう未来戦争について書いたものを、まもなく刊行する。
※このLikeは「いいね」のことか。
シンガーの前著(共著)は『Ghost fleet』というSF戦記だった。
蒸気エンジンが1820年代に、航空機が1920年代に、コンピュータが1980年代にやっている革新。
今は、モノのインターネットやソーシャル・メディアが世の中を変えつつある。
いまインターネットと90億個の「物」が結合している。
しかしこれは五年のうちに二、三倍になるはずだ。
全米に350万人のトラックドライバーがいる。トラック運転手は29の州において、いちばん人気がある職域である。しかしこれからドライバーが不要のロボットトラックが普及した暁には、この人たちの生活はどうなるのか?
もしフェイスブックが米大統領選挙直前にアルゴリズムを変更すると、それがそのまま、異なった候補者が大統領になることにつながる。そんな時代になっている。