イージス艦なんて全廃してこっちへ予算を回した方が、はるかに日本国民は安全になります。核攻撃に対してもね。
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ストラテジーペイジの2018-7-10記事。
米陸軍は、MGM140=ATACMS (Army Tactical Missile Systems) の寿命延ばし工事を今年から開始する。
1980年代後半からこれまでATACMSは4000発近く、製造された。
1990年代後半に、レンジを伸ばしてGPS誘導に替えた新型登場。
2007から生産ペースは縮減されている。
レンジ165kmで非誘導の旧型(クラスター弾頭型)がまだたくさん保管されている。総量の7割くらいもある。これをレンジ250~300kmのGPS誘導型(単弾頭)に直す。年に300基から500基のペースで。
改修工事後の保管放置可能期間は10年にする。
2020年代なかばには、後継の射程500kmのSSBMが完成する。それまでのつなぎ。
ATACMSの径は610ミリである。
2017年以降は、艦船のような移動標的にも当てられるようになった。
そもそも地対地弾道弾に終末精密誘導を実装したのは、米国の「パーシング2」が最も早かった。
ATACMSの落下中の速度は毎秒1000m以上である。これはライフル弾よりも速い。それを空力的に操舵して、動いている艦船に当てる。
ATACMSは、近接信管も搭載している。目標直撃ではなく、そのほんのすこし上空で、轟爆させることが可能だ。
※WWII中の対軍艦急降下爆撃では、第一波は瞬発信管(陸用爆弾)を投じて、至近弾でも敵AA操砲員を確実に破片で斃すようにし、第二波が延時信管(徹甲爆弾)で艦底破開を狙った。シナ空母をミッション・キルするには、近接VT信管を使った500ポンド弾頭の空中炸裂でじゅうぶんだ。SSCMを使って撃沈することもできるが、じつはその必要すらないのだ。
300kmの飛翔には数分しかかからない。数分であるなら、敵艦船もあまり遠くには逃げられない。したがって発射前に受領した目標諸元を、落下中のミサイルのシーカーが再発見して引き取ることができる。最新の目標諸元入力には1分しかかからない。
弾頭重量は500ポンドである。
ATACMSの最初期タイプは、無誘導のクラスター弾頭だった。しかし子弾の不発残留問題が看過できなかった。
そこでGPS誘導の単弾頭にした。
ATACMSはげんざい、単価130万ドルである。
ちなみに500ポンドのJDAMの単価は4万ドルである。
しかしATACMSを運用するのに陸軍が空軍にお願いする必要はない。自分で発射できる。そこが大メリット。
天候も関係ない。
1両300万ドルのHIMARSトラックを買えば、そこから1発のATACMSを発射できる。このトラックは重さ12トンなのでC-130で離島の短い滑走路に卸せる。
※この記事が出たのは、リムパックの演習を通じて日本への売り込みがなされようとしているからなのかもしれない。それは朗報だ。魚釣島は、石垣島から175kmくらい。下地島空港からだと190km、宮古レーダーからは195km。西表のはぶ港からは165km。波照間島からは192km。つまり、先島群島の有人島にHIMARSとATACMSをセットで送り込めば、敵艦船はまったく尖閣近海には近寄れもしなくなる。なんでこれをとっとと買わないのかという話だ。トランプもハッピー、陸自もハッピーじゃないか。