カケがくえんとは、にわとり学園 ということなのか?

 古語の神秘については本日の「読書余論」をご覧いただきたい。
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 JOHN VANDIVER 記者による2018-8-24記事「NATO receives first lot of US precision-guided munitions」。
  米国製の空対地PG弾薬をできるだけ平時から欧州NATO圏内にたくさん貯蔵しておく。もちろんNATOが購入して。
 これにはフィンランドも一枚噛む。
 有事にある加盟国の弾薬が足りなくなったら、そのNATOのプールから使わせてもらう。こうすることで対米依存を減らす。
 この協定国は下記の如し。ベルギー、チェコ、デンマーク、ギリシャ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、英国。
 NATOの支援調達局が米国から直接に買ってプールする。
 2011のリビア干渉作戦で英仏の空対地誘導爆弾がたちまちカラッケツになったとき、他の欧州NATOメンバーから弾薬を緊急融通してもらうことが制度的に至難であることに気付かされた。それで制度を改める。
 2011年に知られた問題の一つは、米国が手持ち弾薬を融通してやろうとしても、欧州空軍の一部の機種にはその弾薬とのマッチングが前もって取れていないものがあって、どうにもならないことであった。
 たとえば仏空軍は、しばらくの間、コンクリート充填の訓練弾に誘導装置をとりつけたものを、リビア政府軍の陣地に落とすしかなかったという。
 ※民衆の海の中にわざと設けられた敵AAMG陣地に対しては、案外最適のウェポン選択ではないか。
 欧州NATO諸国は、このたびの目論見に続き、陸上用PG弾薬や、海軍用PG弾薬についても、平時ストックを充実させて、有事のプール活用を図るつもり也。
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 ストラテジーペイジの2018-8-24記事。
  ストライカーにアベンジャーのサイトをつけて30ミリと組み合わせるAAターレットを数年以内に導入する。対露軍用の装備も充実させる必要があるので。
 しかしすぐには間に合わないため、ピンチヒッターとして、ブラドリーにTOWのかわりにスティンガーを搭載させ、それによって臨時のAA車に仕立てる。
 米陸軍の1個旅団には90両のM2ブラドリーがある。これはTOW用にかなりすぐれたセンサーを備えているので、早く改造できるのだ。
 どんなセンサーかというと、GPSとFLIRとレーザーがぜんぶひとまとめになっている。