「女子医大」と「男子医大」を隣接地に建てて、一部教員にかけもちさせれば、経営だってうまくいくだろ。頭使えや。
次。
Kyle Mizokami 記者による2018-12-11記事「Oops! Mapping Service Blurs Out Military Bases, But Accidentally Locates Secret Ones」。
ロシアのオンライン地図サービスの「Yandex Maps」が、イスラエルとトルコの軍事基地をぜんぶ(300箇所以上)教えてくれている。グーグルMapだとそれらは隠されるのだが……。
イスラエルの核施設も丸見えだそうである。
米国内のマップサービス会社は、連邦法により、イスラエルの地図を、民間衛星の写真精度(2m)以上の解像度で表示してはならないことになっている。
トルコ内の米軍基地、インシルリクも、ありありと……。
※おそらくイスラエルはこの報復措置としてロシア国内の秘密基地の場所をバラすMap情報を漏洩させるだろう。注目したい。むろんその狙いは、ロシア側に「自粛」を促すことにある。これが外交的な相互主義である。日本の懦弱外交官と売国政治家にはこの呼吸は分からない。彼らに対露交渉をさせておくと、全国民が百年以上も後悔するであろう。
次。
ストラテジーペイジの2018-12-16記事。
2007年夏にロンドン郊外の工事現場から、「V-1」の不発弾が見つかった。
弾頭重量は900kg。
V-1の巡航速度は630km/時だった。
このためRAFの迎撃機は、最初は高空に位置して、ダイブ加速によってV-1に迫るようにしないと、追いつけないのだった。
したがって、V-1の主翼を迎撃機の主翼で跳ね上げてやったなどという武勇伝は、じっさいには2~3度しか実行されたことはない。
戦闘機のMGで射撃する場合の距離も数百mだから、空中でV-1の弾頭が炸裂した場合は戦闘機もまきぞえになってしまう恐れがあった。
2419発以上のV-1がロンドン圏に落下した。対空砲と迎撃機と阻塞気球(のテザリング・ケーブル)は、4261機のV-1を墜落させた。この他に数量不詳の不明機がある。2007の不発弾はその1つだ。不発のV-1はとても珍しい。なおかつ、デブリの中に埋まって発見されずにいたというのは、超稀れなケース。
ロンドン市内ではV-1により6184人が死亡し、17981人が負傷した。
次。
Kyle Mizokami 記者による2018-12-14記事「Ex-Military Jet Crashes in Hawaii, Pilot Pulled to Safety」。
ハワイ州兵空軍の訓練の敵役を務めていた民間サービス会社の低速ジェット機ホーカーハンターが13日に海に墜落し、乗っていたパイロットは低空からイジェクトし負傷した。
オアフ島沖、サンド島近く。機体は単座。
パイロットは近くのパラセイラーによって救助され、コーストガード船によって病院へ運ばれた。重傷。
機体を所有していたのはATAC(Airborne Tactical Advantage Company)という民間軍事サービス会社である。もちろん非武装。
最近では、普通のアグレッサー役としてだけでなく、「巡航ミサイル」の代役を米軍の訓練等のために演ずることもあるという。
ATACは海軍のトップガンスクールでも相手役を務めるし、2018リムパックにも動員されて堂々と参加しているのである。
同社のホーカーハンターは、もともとスイス空軍所属機で、古くなったのを買い取った。製造元は英国。他の保有機種としては、イスラエルのクフィル戦闘機、チェコ製のL-39アルバトロスジェット練習機、仏製ミラージュF1戦闘機。
※いまから20年も前(H10)に某「懇談会」が、大綱「別表」が防衛装備の数量に偏った内容であるのは、その数字の上方/下方硬直性をもたらす弊害があるから、やめろ――と勧告していた。「スーパーツカノ」がAHよりも何十倍も役に立つ装備であると知られ、少子時代の南方防衛に向いていることが分かっても、アイテムが最初から「指名」されてしまっていては「動的」に編制を変えることもできない。「計画」は努めて「定性的」に記述するべきである。「定量的」に記述する場合は、1~2年後の見直しに含みを持たすことが望ましい。
次。
Joseph Truini 記者による2018-12-12記事「How to Silence a Noisy Steam Radiator」。
スチーム暖房は150年前に発明され、1940以降は米国の普通の家にも普及した。
一大利点は、高温蒸気は自分で勝手に循環してくれるので、ポンプ類の設備が必要ない。したがって点検整備の要目も、とても少なくてすむ。
逆に、一大欠点は、その騒音。
※私も自衛隊の営内居住でスチームセントラルヒーティングを初体験した口だが、まず起床時刻前の早朝の屋外ボイラーの点火時に、どこかで金属パイプをいろいろな強さで叩いたり揺り動かしているような「シュゴン!」「ドウッ!」「カンカン」「パカン!」という音が、突然、壁際の放熱管部分から室内に響き渡るのである。タコ部屋の総員起こしかよというレベルだが、慣れるとそれでも眠れるから恐ろしい。あれは経路中の冷えきった金属が熱で膨脹する音なのだろうと私は考えていた。それに、断続的な「ゴォッ」だとか「プッシューッ」という音が加わる。数十分して初期加熱が一段落すると、概ね、静かになってくれる。
じつはこの騒音のもとになっているのは、パイプ経路中のあちこちにトラップされている「水」なのだ。
スチーム暖房を停めると、パイプ内は冷えて、水蒸気から水が生ずる。それはドレーン穴を通じて再びボイラーまで回収されるように設計されているのだが、放熱器部分がかしいでいたりすると、水抜きが完全に行なわれず、滞留したままになってしまう。
そこへ、次に高温蒸気が流されたとき、その水が吹き飛ばされてパイプの屈曲部などに衝突し、派手な音を立てる、というわけなのだ。
※三十年ぶりにひとつ利口になったぜ。
長尺の水平パイプの中間部分が低くたわんでいても、この水溜りができてしまう。中間に吊り手を付加するなどすれば、改善される。