海上保安庁も《武装型スーパーツカノ》の導入を検討すべきである。

 われわれ人間は、時間とともに目が疲れてくるため、延々といつまでも読書やデスクワークをしていられない。
 しかし、もし、目をつぶっていても映像が脳に入ってくるようになったら?
 われわれは寝ながらにして仕事や勉強ができることになる!
 その頃には、口を開かなくとも発話が伝送されるようになり、指を動かさなくともタイプできるようになっているはずだ。つまり在宅勤務どころか、在寝台中で出勤ができる。さすれば引き籠りすら即戦力となるわけなり。
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 Andrew Tunnicliffe 記者による記事「Robotic warfare: training exercise breaches the future of conflict」。
    最近の米英の陸軍合同演習で、無線操縦工兵車(テリアー改造)が試用され、リモコンで地雷原を啓開し、戦車壕を埋めて歩兵を通過させた。
 ※写真を見る限りでは、HMMWV改造の無人自走迫撃砲も登場した模様。細いジャッキ支柱×2を接地させただけでリコイルを処理できているらしいが、その分、駐退復座機が巨大に見える。
 ピーター・シンガーいわく。今わたしたちが電気を見ているように、将来わたしたちはAIの遍在をあたりまえだとみなすようになっているはず。
  ※NHKのAI番組で「遍在」と「偏在」を間違えてたぞ。チェッカーにAIを導入すれば?
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 『朝雲』#3336号の記事「『高速滑空弾』2段階で開発」。
 ※付図をみると、ブロック1(早期装備型)は弾頭部分に空力フィンが4翅つく。これは《パーシング2もどき》もしくは《真正対艦弾道弾》だろう。レンジについての記載は無いが、わざわざ尖閣諸島までの距離として「石垣島から約170キロ、沖縄本島から約140キロ」という解説文があることからして、ブロック1は最低170km、ブロック2(超音速滑空タイプ)で410kmを狙うのかと想像できる。ただ、魚釣島~下地島だと190kmあるし、宮古島からだともう少し増えるので、ブロック1に200km前後の射程を持たせることは運用上自然であろう。そして200kmでは既存の国産対艦巡航ミサイルのレンジ(真の数値は隠されている)とあまり違わないので意味がないように見えるから、いきなり300km前後は狙うのではないかと想像する。