韓国は、米軍を半島から追い出したければ日本と開戦すればいいのだとやっと気がついた。

 もちろん、入れ知恵は中共がしている。北鮮ではない。
 次。
 Sydney J. Freedberg Jr. and Colin Clark 記者による2019-1-24記事「Hack, Jam, Sense & Shoot: Army Creates 1st Multi-Domain Unit」。
    レイセオン社はHIMARS用の射程500kmの対艦弾道ミサイルを開発中。500kmにしたのはINF条約を尊重したからで、そこから脱退するとなれば、射程は500km以上に延ばせる。
 「ディープストライク」という商品名。
 既存のHIMARSのトラック・ランチャーには2発。既存のMLRSの装軌ランチャーにならば4発入れられる。
 確実に敵艦に当てられそうな距離は300km。対陸上用とした場合のMaxレンジは499km。最小射程は70km。
 ※これは「尖閣スペシャル」と言ってもいいぐらいの新兵器。沖縄本島の南端から発射して魚釣島をダイレクトヒットできる。420kmだから。石垣島や宮古島から尖閣周辺領海の敵艦船をダイレクトヒットできる。200kmもないので。もちろん宮古海峡270kmは余裕で封鎖(むしろ問題は最短射程があることだが、70kmまでは既存の地対艦巡航ミサイルが短時間で到達してくれる)。そればかりか、先島群島に展開すると、台湾までの「列島線」も全部閉塞できてしまう。さらに尖閣諸島にこの砲兵を上陸させれば、シナ本土の空軍基地さえ、陸自が打撃してしまえることになる。そして忘れてはならないのは、HIMARSは輸送船舶の最上甲板からでも発射し得ること。陸自の装備を洋上機動させ「ディープストライク」を対韓国戦に充当することも可能なのだ。ちなみに島根県松江市から竹島までは230kmだから輸送船艇なしでもどうにかなるのだが、一方が片付いたら他方に移動して集中するという戦略機動が自在にできなければ、軍事費の無駄使いは免れない。それと政府は、今から、この装備を決して韓国軍が取得することのないように、米国務省に対して公式に申し入れておかなければなるまい。