こいつら使うたら辺野古も突貫工事でけたやないかい。

 Amanda Sperber 記者による2019-1-26記事「U.S. Developing Supply Route Along Dangerous Stretch From Djibouti to Somalia」。
         米国務省は、ジブチのキャンプレモニエから、ソマリアのバレドグレまで、陸上の道路を打通させたい。どちらも、米軍基地。
 その経路は、アルシャバブ(アルカイダ系)の支配地を通るのだが……。
 現状、外国人がモガディシュに入ろうと思ったら、装甲車に便乗し、且つ、PMCの護衛隊を雇わねばならない。
 彼らがソマリアの首都を出るときには、どんな近距離だろうとも、空から行くしかない。
 モガディシュには国際空港と、外国諸機関が集まっている。そこから米兵がバレドグレ基地まで行くときは、今はヘリコプターが頼みだ。
 ソマリアで道路を建設しようと思ったら最低7500万ドルの予算は必要だ。
 こういう危険地での建設事業を請け負う、国防総省の契約企業が存在する。アフリコム(米軍アフリカ・コマンド。司令部は米本土南部にある)からよく仕事を受注している会社としては、ヴァジニア州に本社のある「パシフィック・アーキテクツ&エンジニアーズ」社がある。この道路も請け負うだろう。
 ※盲点でした。社名からして、陸軍工兵隊や海軍シービーズからスピンアウトした私企業に違いない。PMCの親戚業態として、こんな商売があり得たのか!
 パシフィック社はすでに2018-1に、モガデシュに事業所を開設した。アフリカ・エクスペディショナリー・サーヴィセズという。
 他にすくなくももう1社、契約されるだろう。
 ※そして間違いなく中共もこの類似企業をいっぱい作って外地での危険建設を仕切らせるだろうね。ちなみに「一帯一路」とは、ようするに、世界の「先進経済層以外」「ドル以外」すべて、という意味である。字面にとらわれて「道」のようなものを想像していると、まるで本質は掴めない。克米のため、アフリカとアジアを先に「シナ圏」化して、将来の消費者人口比によってドル圏を圧死させてやろうという、トポグラフィカル&デモグラフィカルな長期戦略なのだ。地球を碁盤とする囲碁、全人類を「歩」にした将棋だと思えば可い。南鮮の反日も「一帯一路」にジャストミートしている。これから半島は「元」圏に入るしかないのだから。北鮮ではとっくに「元」が主通貨になっている。