ボルトン大明神

 Kyle Mizokami 記者による2019-2-1記事「Trump Administration Begins Production of New Nuclear Weapon」。
         ロシアが先制核攻撃によるバルト三国侵略を画策しているので、プロポーショナルな反撃を加えられる新弾頭「W-76-2」を開発してトライデントSLBMに搭載する。
 げんざい、外洋遊弋中のオハイオ級SSBN(10隻と考えられる)搭載のトライデントD-5(トータル212本)には、「W-76-1」弾頭が載っている(トータル945発)。この一部を置換する。
 「W-76-1」は出力100キロトン。これではバルト三国国境やポーランド国境においそれと撃ち込めない。「W-76-2」はせいぜい7キロトン弱なので、プーチンのロシアが侵略をあきらめるまで、何発でも撃ち込める。
 よって、侵略を未然に抑止できる。
 「W-76-2」は、テキサス州にあるパンテックス・プラントで製造されている。トライデントへの実装は、今年の後半から開始される予定。
 ※2014年以降、ウクライナを侵略中で、国連から制裁を受けているロシアに、経済協力を申し出ることが「日本国憲法」の国際法尊重主義のスピリッツ(神髄)に根本から背反していることを、誰も指摘しない。他国内で平然と人を毒殺させ、INFを蹂躙して開き直り、バルト三国とポーランドの一部を核使用も辞せずに再併合する動きを隠さない、要するに約束も国際法も守る気などまるでない独裁者と、領土条約交渉を推進することの無意味さを、誰も指摘しない。これほど道義に盲目で相手を知らずセルフィッシュで愚かな日本国が、将来露軍によって攻撃され、あるいは領土主権を蚕食されても、誰が日本をわざわざ助けてやろうなどと思うだろうか。頭のおかしい安倍晋三が、ロシアによる犠牲者を見捨てる手本を一貫して示し続けて、弾劾すらされなかったというのに……。「日本人の自業自得ゆえ、ロシアに制裁するまでもなし」と諸国はスルーして終わりだ。この国のマスコミ関係者は、政府と同様に狂っているのか、さもなくば、すべてを承知で、モスクワのための日本破壊工作に励んでいるのだろう。
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 Timothy Dahl 記者による2019-2-1記事「Here’s the Only Shovel You’ll Ever Need」。
        土砂災害、津波、洪水、大地震の直後に、自宅と周辺の泥まみれのデブリ堆積を掬い取って片付けようと思っても、普通の土工用の円匙では、なかなか、ハカがいかない。
 しかし、そうした復旧作業のために特別に設計されたようなシャベルがあるのだ。
 「DMOS Alpha 2 Shovel」という(アマゾンで139ドル)。
 大小の2サイズあり。
 素材は「5052」と呼ばれる、柔くないアルミ合金だ。
 大きい「アルファ2」で、全重2kg(4.4ポンド)。
 小さい「ステルス」で全重1.5kg(3.2ポンド)。
  ※この重量の設定から推察するに設計者は米人ではあるまい。
 耐火力があるので、スモークジャンパー(森林火災の時にヘリから降下する消防士たち)も御用達。
 柄の部分を外し、コンパクトにまとめて自動車に格納したり、身体に縛着して携行することができる。
 屋外に長期間、置き忘れたまま雨ざらしになっていても、木製の柄ではないので、腐朽することはなく、いざというときに折れてしまうこともない。錆びもしない。
 ※阪神でも、東日本でも、自衛隊がジープ/トラックで災害出動すると、車体の外に縛着してあった土工具(大円匙と十字鍬)が、よく盗まれた。そこでさいきんの自衛隊では、それらゲペックカステンにはロックがかけられる構造に修正してあるのである。くだらない美談ばかり報道しているマスゴミは、いつか「大衆」の本性によって報復されるに違いない。
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 Ben Wojdyla and Ezra Dyer 記者による2019-1-28記事「All-Season Tires: Can They Really Handle Winter Weather?」。
    北海道では冬タイヤといえばブリザック一択かもしれぬが、北米では「オールシーズンタイヤ」というものの需要が大きい。
 遡ると1977年にグッドイヤー社が「ティエムポ」というヤバい名前の商品を発売したのが最初だ。
 夏タイヤと冬タイヤの交換をしなくてよいなら楽ではないかというので馬鹿売れし、他メーカーも追随した。
 一時は、米国内で売られる新車の97.5%までが、工場から出た段階でこのオールシーズンタイヤを履かされたものだ。
 だが消費者はすぐに学んだ。オールシーズンタイヤの調子がよいのは春から秋までで、冬道では滑ると。専用のスノータイヤには、走破力も安全性も及ばないのだ。
 もしキミが、メイソン-ディクソン線よりも北に居住しているなら、やはり冬タイヤは買っておけ。
 ケチケチせずに必ず4本買うこと。冬タイヤを2本だけ買って駆動輪の2輪にだけ装着しようなどとは決して思ってはならない。それをやると車は簡単に制御不能に陥るだろう。
 おしゃれなアルミ合金ホイールは、消雪剤の影響で腐食することがある。それが厭な人や、出費を抑えたい人は、冬タイヤには安物の鉄ホイールを組み合わせている。
 ※「冷脆性」という点ではどうなのだろうか? そこが知りたい。ロシアに中古車が輸出されていて評判が悪くないということは、どっちでも問題はないのか。
 冬タイヤの装着は、サンクスギビングデイ(米国では11月第四木曜日だが、カナダになるともっと早い)の前後がよい。
 春のイースター復活祭(春分の日以降の満月の次の日曜日)前後、路面が朝でも凍らなくなったのに、いつまでも冬タイヤをつけていてはいけない。冬タイヤのゴムは夏タイヤより柔らかい。普通舗装面を走ると、早く磨耗してしまう。
 夏タイヤと冬タイヤを4本づつ揃えておくことは、2倍の出費か? 違う。それぞれ磨耗して買い替えが必要になるまでの年数が、長く延ばされるわけだから。
 ※冬タイヤも4WDの死重も、すべて「保険」だと考えることだ。安全装備のために燃費が悪くなるなら、それは受け入れよ。人を怪我させないで済むのは、金銭にはかえられぬ大福利なのである。
 雪国ドライブの要諦は、オシャレなタイヤにはない。速度を落とし、車間距離を2倍とることが第一だ。
 ※なんらメリットがないのに前のクルマとの間を詰めてしまうドライバーは、「自我」が独立していないだけ。なんらメリットがないのに隣国と交渉しようとする弱い性格の政治家たちと同じで、その習性は、いまさらどんな教化を試みようとも、治し難いものだろう。