艦長室用のベッドは特製にしなければならない。せめて頭部だけは確実に衝撃から保護されるような……。

 ちょうど枕の上にかかる部分だけ、半ドーム状に、もしくは合金パイプのラティス構造のロールバーのようなもので、覆うことができるはず。
 本当は全身を棺桶状に防護できたら、いちばん安心なのだが……。
 誰も睡眠中は身を守ることはできない。『フィッツジェラルド』事故のように、そのときに何かが艦を襲った場合でも、目が醒めるまでの数十秒間、艦長の頭脳だけは防護しておく必要があるだろう。
 その「ケージ」には、新素材の衝撃吸収クッションが、内張りされることが望ましいだろう。もちろん、不燃材料。
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 JERUSALEM POST STAFF による2019-2-7記事「Russia attacks targets held by Iranian militia in Syria」。
      在シリアのロシア軍は、イランがユーフラテス川に架けた橋を爆砕した。
 知られている限り、露軍がイラン陣地を攻撃したのはこれが初。
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  Talal Husseini 記者による2019-2-7記事「US Army invents 40mm grenade net to ensnare enemy drones」。
        米陸軍は、40ミリ・グレネード弾の中に網を仕込み、それを上空に向けて発射することでUAVを捕獲する方法を完成した。
 すでに特許を取得。
 弾頭内に火薬は入っていない。ネットは、スプリングの力で展張する。
 まず空中で、この40ミリ弾丸が標的に近接すると「コントロール・ボード」から信号が送られる〔近接VT信管付きだとは書いてない。地上から送信するのか? あいまい〕。
 それで、弾丸の先端蛋形部が分離する。すると円筒胴部も花びら状に散開する。それがネットに結びついている。
 すべて、ニュージャージーの陸軍研究開発技術センター(ARDEC)の軍人たちで、考案した。
 M302グレネードランチャーから発射した場合は数百ヤード届く。
 Mk-19グレネードランチャーから発射するならば、もっと遠くまで行く。
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 Martin Chulov 記者による2019-2-7記事「Isis leader believed to have fled coup attempt by his own fighters」。
      ISの総大将、アブバクルアルバグダディは生きている。だが1月10日、シリア東端のユーフラテス川近くの村で、外国人武装集団から玉を狙われた。護衛が銃撃戦の末、撃退したという。
 ISは、アルジャザイリという外国人戦士を、賞金首として公示した。この男は長年ISに加わっていたのだが。