パーシングIIはレンジ1800kmでCEPが30mだった。

 固定目標に対してすら誤差30mあった。
 高速運動目標に対し、なおかつ2000kmオーバーのレンジ=より終速が大 では、当たるわけがないと考えるのが、穏当。
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 Charlotte Jee 記者による2019-3-18記事「Russia wants to cut itself off from the global internet. Here’s what that really means」。
    ロシア政府が外国のインターネットを遮断すると立法。
 言うは易いが技術的には途方も無く難しい。
 着手予算として露政府は3800万ドルほど組んでいる。だがそんなものではきかぬはずだ。
 ブルームバーグのライターは必要予算を3億400万ドルと見積もっているが、それでもなお過少だろう。
 もちろんロシア人にもこの法は不評。3月にモスクワで1万5000人が路上で反対デモした。
 方法。ロシアのすべてのインターネットサービスプロバイダーに、ロシア政府の電気通信管理局が承認した、ロシア国内にある特定のエクスチェンジ・ポイントだけを使わせるように強制する。
 ロシア最大のエクスチェンジ・ポイントはモスクワ市内にある。それまた、リガ市(ラトビア)ともつながっている。
 同エクスチェンジ・ポイントには500以上のプロバイダーがつながっていて、平日のピークには140ギガビット/時以上のデータが通過する。
 ロシアには他に6箇所のインターネット・エクスチェンジ・ポイントがある。
 全地球的にドメイン名を決めるDNSの体系からもロシアは遮断されることになる。
 DNSを支配する者は、インターネットをコントロールできる。ここが技術的に面倒。
 完成すれば、たとえばロシア人ユーザーがフェイスブックにアクセスしようとすると、勝手にvk.comというロシア国内のSNSにリダイレクトされてしまうようになる。
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 Robert L. Bradley, Jr. 記者による2019-3-20記事「We Need North American Energy Trade」。
      メキシコはいまや米国産天然ガスの最大の輸入国である。
 ガス田や油田の関連機材の輸出先としてもメキシコは四番目。
 この市場の伸びは2031まで止まらない。
 カナダは米国から原油を買っている。この商売も伸びている。
 また2017の実績では米国は、イラクからよりも多くの原油をメキシコから買っている。
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 ストラテジーペイジの2019-3-21記事。
    2019-1月の第一週、中共はDF-26Cをゴビ砂漠に移動させ、それをもって米海軍のFONOPへの対抗だと称している。
 内陸に2000km引っ込んでいれば、ブースト段階で撃墜されないということを強調したかったようだった。
 DF-26の射程は3000km+だと2018年に中共はフカしている。
 DF-21のレンジは1500kmだろうと米軍は2010年に推定していた。
 米国のICBMのCEPは90mである。短距離弾道弾だと50mである。
 ロシアのICBMのCEPは200mである。