オール「鋼」で弓を作ると、慣性質量が「戻り」を遅くし、初速が乗らない。

 だからもし中世以前の技術で鋼を弓に役立てるとしたら、それは中央部分の補強にでも使うほかなかった。両端は極力軽量化するためにどうしても竹木材としない限り、初速を上げる手はなかった。
 しかし、もし、鋼弓の弩に、旧石器時代のアトゥラトゥル(投げ槍加速器)の機構を組み合わせて、重量級のダーツを射出するようにしたら?
 梃子の原理を組み合わせてみることを、誰も考えなかったのだろうか?
 さらに妄想。吹き矢は空気の弾撥スピードを利用する。空気より質量の小さい竹木などはない。としたら、南洋のファイアーピストンのような頑丈なチャンバーをこしらえ、スチール弓の弾撥力によってそのシリンダー内にピストンを貫入せしめ、紡錘状のダーツを空気圧によって射出するようにしたならば、高初速が実現したのではないか?
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 Caitlin Yilek 記者による2019-4-18記事「New York airline employee was Chinese agent」。
          中国国際航空(エア・チャイナ)の従業員であった支那系帰化米人(♀)が裁判で有罪を認めた。
 ニューヨークにて、中共の国連ミッションの一員に登録されている中共軍将校から、物品の違法持ち出しを命じられ、それに協力した。
 自分が乗務する便の、まったく無関係の乗客の荷物だということに偽装して、中共までその物品を持ち出そうとした。
 この密輸出犯罪の見返りとして女は、関税のかからない酒、タバコ、電機製品など数万ドル相当の買い物ができるようにしてもらっていたという。
 また、中共政府の建物でしか労働ができないはずの建設作業員たちを、タダ働きの私的労力としてクイーンズの女のマンションで使役することも、見返り報酬に含まれていた。
 量刑は最長で懲役10年になる見通し。