全ひま人が知りたがっている。『はしだて』は何処に在りや?

 海自の広報はなっとらんぞ! 西埠頭から空しく引き返すマイカーを何台も見たぞ。現場には一人の制服も居らぬ。漁港のどんづまりまで人々に無駄足させた上に、ノー挨拶とはさすがじゃないか。「不精に亘る勿かりしか」? ニホンカモシカ名借り鹿。
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 Richard Sisk 記者による2019-5-10記事「Major Problems Persist With JLTV, Zumwalt Destroyer, GAO Finds」。
       F-35のパイロット用ヘルメットに夜間ディスプレイされる緑色が、パイロットの視力を幻惑し、夜間の母艦着艦にさしつかえるという問題。米海軍は2019にこのディスプレイを別物に更新しようとしている。
 ※殉職したF-35のパイロットが装着していたヘルメットはどうしても回収する必要がありそうだな。
 ズムウォルト級駆逐艦の主砲から撃ち出す155ミリ砲弾は、1発80万ドルもする。
 2018-1に米海軍は、ズムウォルトを対地攻撃任務艦ではなく、対艦攻撃任務艦に変更することを決めた。そのためにシステムの変更が必要。その予算としては10億ドルを見込む。
 ※米海軍すら南シナ海での水上作戦を諦めつつあるというのに、日本のへっぽこ空母がそんなところに出張して対支作戦に加われるわけがないだろ? ここでひとつ忠告しておく。若いやつが自衛隊に入る動機は、カネだけじゃない。じぶんが直接に国防難題の解決に貢献したいという野心だってあるのだ。中共海軍や韓国海軍と実戦できるというならすぐに艦隊勤務に志願する若者は大勢居るよ。しかし、入隊しても政府に実戦の心構えがなくて余計な3K3D業務ばかりが続くのだなぁと気づかされたら、他に撰ぶ路があるだろうさ。《陸自の軽空軍化》は、この根本問題を解決するのです。
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  Brian Everstine 記者による2019-5-10記事「USAF to Award Light Attack Contract This Fall」。
     シエラネヴァダ社でライセンス生産しているA-29スーパーツカノが、米空軍の「ライトアタック」機として選定される公算が高まってきた。
 公式発表されたその理由。米空軍の要求を満たすために、予期せぬ遅延が発生する懸念が少ない。
 ※ライバルのテクストロン社は、これからロビイスト総動員で大反撃を見せることだろう。
 ※スーパーツカノの唯一の解説本である Joao Paulo Zeitoun Moralez 氏著の『EMB-314 SUPER TUCANO』(2018) に記載されている主情報要素は、すべて、拙著『日韓戦争を自衛隊はどう戦うか』の中に採り込んであります。英文を読むのが面倒くさいという方は、こちらをご購読になれば労力は省ける筈。世の中すべて分業じゃ! そして、知れば知るほど、面白すぎるで!