七月中旬の関東某地における「和弓実射テスト」の計測と撮影を手伝ってくれる人を募集しています。

 甲冑相当鉄板に対する征矢での実射貫通データの参考に足るものが無いという呆れた実態に気づかされたわたくしが、さる方にお願いして初めて実験するものです。
 科学的に再現・検証可能な基礎データとするために、念入りな計測を望んでおります。
 まとめたデータを小生の著書およびブログで公開します。
 写真の版権は撮影者各人に帰属します。
 臨場する全員に「ゴーグル」を必ず着装していただきます。金属スプリンターがあり得るので。
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 Lorris Beverelli 記者による2019-6-25記事「Between Strategic Autonomy and Limited Power: The French Paradox」。
      フランス陸軍は、2025年には、本格戦車を225両しか持たない予定である。兵員は7万7000人。
 ※イランの話などよりも「コウイチTV」の方が面白いのでぜんぜん海外記事のフォローに時間を割けてはいないのだが、2つだけピンときたことあり。まず米政府は《イラン国民は敵ではない。宗教専制政府が敵である》とのスタンスをイラン大衆向けに打ち出さんとしている。ハメネイだけ狙い撃ちして、庶民と政府との乖離を促した。だがこれは70年代テレビシリーズの「スパイ大作戦」の頃から底流している米国人通有の思い込み(病気といえるレベル)で、イラン大衆が宗教反革命を起こして現政府を打倒することはないだろう。もうひとつ。日米関係に関するロシア系の情報工作メディアなどを読んですぐ信じてしまいそうになる人は、できれば「kouichitv」のこじつけ都市伝説でも視て感覚を中和しなさい。「完全に一致しているのである」。
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 J.P. LAWRENCE 記者による2019-6-25記事「Kazakh and Tajik troops take on snipers, bombs in US-led exercise」。
   カザフ軍を中東PKFに仕立てるための米軍による努力。
 ※この記事に添えられている「金属製の楯」の写っている写真に釘付けだ。なぜ平安末期から元和元年にかけてわが国には「持ち楯」は流行しなかったのか? 歴史学者の人々が答えてくれない、いろいろな疑問に、近い将来の企画で答えるよ。ご期待ください。