JOHN VANDIVER 記者による2019-7-25記事「US looks to Greece for more military rotations in Mediterranean」。
ギリシャのソウダ湾には米海軍の基地がある。しかし手狭である。
ギリシャ国内には他に基地用地がいっぱい余っている。それを米軍は使いたい。
昨年、ギリシャ国防大臣は、米軍が新しい基地を造ってくれるように勧誘した。候補地は、ラリッサ、ヴォロ、アレクザンドロウポリ。
米軍はすでにラリッサからMQ-9 リーパーを飛ばしている。
米陸軍の航空隊をローテーション派遣するかもしれない。ラリッサではない新基地に。
2010年に中共はギリシャのピラエウス港の買収に動き、今では完全に掌握している。
商船であれ軍艦であれ、ピラエウス港に入ろうとする外国船を、中共は拒絶できるようになっている。
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Peter Pry 記者による2019-7-25記事「The Criticality of EMP Protection Guidelines」。
全米に停電などをひきおこすためにはEMP核爆弾は上空30km以上で炸裂させる必要がある。
電気なしの生活を米国人はしのげるか? 1800年代に電気がなかったころ、米国の人口は6000万人未満だった。人口が今もそのくらいであったなら、サバイバルはできるだろうが……。
高度30km以上で核爆発させるための手段には、ジェット攻撃機が「投げ上げ爆撃」で空中爆発させる方法もあるし、高々度用のバルーンも使える。
運搬体がミサイルであれなんであれ、EMP核爆弾は、爆発座標を「精密」にする必要がないところが、攻撃実行者にとっての利点である。
米政府として求めるべき レベル1の対策。
電力、食料、水を個人で準備。1週間またはそれ以上の業務に必要な量。
レベル2の対策。
耐EMPのハードウェアに替えて行け。フィルター、サージ切断等。データケーブルは光にするとか。
レベル3の対策。
数分間の停電でも破滅的であるような組織、設備には、EMP防御シールドの整備を要求する。高周波EMPならば97%はシールド面で食い止められること。
レベル4の対策。
わずか数秒の停電でも致命的となってしまうような機関、任務、システムについて、米政府はこれを要求する。民間では原発がこれに含まれる。高周波EMPのパワーの99.99%をシールドによって阻止すること。