G型グラウラーの騒音は米北西海岸ですら訴訟沙汰になっている。

 NANCY MONTGOMERY 記者による2019-8-1記事「Top Gun: Maverick  is Navy approved, down to the plot details」。
   1986年の『トップガン』1作目のオリジナル・シナリオでは、マヴェリックの相棒のグースは空中衝突事故で死ぬ設定となっていた。が、内容を事前に相談されていた海軍航空隊が、当時、墜落死亡事故が相次いでいたので、失速旋回からエジェクトしようとして事故死するという展開に変えてもらった。
 第一作ではプロデューサーは海軍に180万ドルを支払っている。F-14を撮影のために1時間飛ばしたら7600ドル払うという契約だった。それも含めて。
 ちなみに、今日のF/A-18 スーパーホーネットを1時間飛行させた場合の実費は2万4400ドルである。これはジェーンの算定。
 次。
 Shigeki Tosa and Yoshihiro Makino 記者による2019-7-31記事「Bolton suggests fivefold rise in Japan’s spending on U.S. military」。
    7-21~22に訪日したボルトンは日本の外相らに対し、思い遣り予算を5倍に増やせと要求した。
 オバマ政権時代に日本は5年間で87億ドルを米国に支払うことで合意している。その期間は2016から2020である。
 よって2021から先5年間の思い遣り予算額は交渉対象になる。
 2004年のDoD報告によれば日本は米軍駐留費の74.5%をすでに負担しており、これは欧州のどのホスト国よりも高率だ。
 2019年に韓国が米国に支払う駐留費分担額は954億円くらいである。
  ※これは THE ASAHI SHIMBUN なんだが、朝日の日本語版ネットニュースでこの話を見かけた記憶がない。どういうこと?