わが市周辺でホンモノのアイスクリームだと実感ができるのは、渡島当別のトラピスト修道院の売店のものだけ(重要観光情報)。

 BBC による2019-8-12記事「Rocket mystery: What weapon was Russia testing in Arctic?」。
    巡航ミサイル爆発事故で死亡した5人の核技師たちは、モスクワの東373kmのサロフ市に埋葬された。サロフ市は、核弾頭の工場町である。
 巡航ミサイルの実験は、沖合いの、海軍の試射場で行なわれていた。北極海。
 この爆発で、セヴェロドヴィンスク市では、放射線監視センサーの計測値が40分間にわたって跳ね上がった。同市は、ニョノクサ試射場の40km東。白海に面する。
 いったん 2マイクロ シーベルト/時に達し、そこからふたたび平常値である0.11 マイクロ シーベルトに復帰したと。
 ただし、2マイクロごときでは、ただちに人体に影響は無い。
 専門家いわく。テストは「9M730 ブレヴェストニク」(意味は「ミズナギドリ」)。
 王立研究所Rusiの専門家いわく。航空用の原子力エンジンはリスキーなチャレンジで、飛びながら放射能を吐き出しているおそれがある。
 じつは旧ソ連時代から、連中はそれにとりくんでいた。プーチン時代になって、お蔵入りのその設計資料がもういちど取り出され、新たな開発資金がそこに注ぎ込まれたのだ。
 プーチン自身の言葉によると、ブレヴェストニクの核推進機関は、無制限の航続距離を与えてくれる。
 ※この理系オンチの独裁者のアマチュアな発想に、プロの技師たちがふりまわされているのか。たいへんだな。
 しかし、こんどの爆発事故は、ブレヴェストニクとはまるで違った核弾頭運搬体の事故であるのかもしれない。
 すなわちその候補としては、ジルコン。対艦超音速巡航ミサイル。ロシア人はマッハ8で飛ぶと吹かしている。これに核弾頭を載せていたのが爆発したのかも。
 もしくは、潜水艦から発射される戦略レンジの核魚雷であるポセイドン。
 5人の名前は判明している。その専門領域も。一人はソフトウェアエンジニア。一人は電気技師。三人は試験の専門家。
 ロスアトムによれば、試験が終わったあと、とつじょ、火炎が噴き出し、エンジンが爆発。衝撃で現場の技師たちを海中に吹っ飛ばした。
 このニュースで近くの住民たちは薬局へ走り、沃素錠剤を買い求めた。
 ロシア国防相は、9月半ばまで、ドゥヴィナ湾の民間船の航行を禁止していた。つまり、洋上テストは9月まで続く予定だった。
 ノルウェーのウェブサイト Barents Observer によると、ロシアの核燃料運搬船『セレブリャンカ』は8月9日に、その航行禁止区域内に在り。
 放射能汚染されたデブリを海面から拾い集めているのではないか。
 RUSIの専門家のマーク・ガレオッティいわく。ブレヴェストニクは永久に実現しないのでは、との疑いを抱く。たとえば弾道ミサイルの「ブラヴァ」にロシア開発陣が本腰を入れているのは疑いもないけれども、これまでテストは失敗続きである。
 ガレオッティまたいわく。ポセイドンにしてもブレヴェストニクにしても、「終末の日」専用だ。米露の全面核戦争にならない限り、出番がありえない。
 ロシアの政府新聞は先月、ブレヴェストニクを「報復兵器」だと表現した。ナチスが2種類のロケット兵器を「V兵器」と呼んだのと同じ用語法である。
 同新聞によると、ロシアがICBMを撃ち尽くした後に、この報復兵器を発射して、まだ壊れずに残っている西側の施設を虱潰しにするのだそうだ。
 いずれにせよ、米国がINFを再充実させるので、ロシアも中距離核兵器にカネをかけねばならない。またロシアは中共に対してもINFを必要としている。
 ※昭和40年代まで薪で燃やす竈があった。その薪をよく燃やすために「火吹きダルマ」というおもちゃのような装置があった。加熱された水蒸気がごく小さい穴から噴出すことによって「送風」する。ひょっとしてだが、ラムジェットの初期加速に、「水」噴射を考えたりしてないか。火吹きダルマは竈の熱を吸収することで作動するのだけれども、ミサイル内部のアイソトープ原子炉を熱源とし、その周囲の水を水蒸気化してミサイル後方のノズルから噴出させ、ブースターの代わりにしたらどうかと……。そのようなメカニズムを試したとすれば「液体燃料」の説明もつくのではないか。あくまで偶懐。
 次。
 Stratfor 記者による2019-8-13記事「China May Set Its Navy on Course for the Persian Gulf」。
      中共のUAE大使が8月6日、中共もペルシャ湾海域に軍艦を派遣して商船をエスコートさせることを検討中だと語った。ただし同海域が非常に危険になった場合に。
 次。
 ストラテジーペイジの2019-8-13記事。
   タイが軍艦用のクォッドコプターを自主開発。
 ペイロード1kg。滞空30分可能。本体価格6500ドル。コントローラーとビデオカメラが1万1400ドル。夜間用撮影器材は1万4700ドル。
 すでにタイ軍は80機以上を調達した。
 次。
 MATTHEW M. BURKE AND AYA ICHIHASHI 記者による2019-8-13記事「Marine arrested on Okinawa after punching patrol officer, police say」。
     海兵隊の兵長、ドモニク・ブルガラ(20)が沖縄県警に逮捕された。北谷町のアラハ浜の駐車場にて8-10早朝の4時18分。右のグーパンチで日本の警察官の左頬を殴ってしまった。
 この警察官は喧嘩を引き分けようとして入った。
 警察官は負傷はしなかったが、公務執行妨害の現行犯で逮捕した。
 那覇地方検察局が取り扱う。
 ブルガラはフェイスブックに自分の情報を載せているので、出身地や原隊は、分かってしまう。