都市に出没する羆に対しては「アイヌの附子矢」がいちばん有効。

 現行の、狩猟や銃刀や警察官職務執行や鳥獣保護関係の諸法令は、羆[ひぐま]クラスの害獣が住宅地内を跳梁する事態を想定していなかった。
 だから北海道各地で困ったことになっており、法律の改正を急がねばならないのだが、その法益の金額も、また受益者人数も、たいして多くもないために、そんな仕事に汗を流してくれる政治家も官僚も、まずいないだろうね。
 「アイヌの附子矢」はトリカブト毒を骨鏃の溝に塗りこめ、弱い丸木弓で射るもので、命中後、3分ぐらいで羆はシビレ始め、やがて動けなくなり、そのまま10分放置していれば、死ぬ。必ず胴体を狙うのが鉄則という。
 即効性の猛毒ではないというところがポイントだ。すなわち、カエシ(逆トゲ)のついていない鏃を用いれば、万々が一、無関係な人や家畜に刺さってしまったときも、ただちに万全の治療ができる。弓も非力なものなので、「跳弾/流れ弾」が人家の外壁を貫通するといった心配はほぼ無い。また毒は、もし野外に飛び散ったとしても、時間とともに自然に効力がなくなってしまう。
 北海道の政令で、特例的にこれを使えるようにできるのではないだろうか?
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 Bill Gertz 記者による2019-8-14記事「Russian Nuclear Accident Highlights New Cruise Missile」。
     ロシアの吹かし情報。リアクターで数千度にした空気を噴出するのだと。
 『ワシントンフリービーコン』によると2018-4に2回テストしてどちらも失敗。
 『ザ・ディプロマット』の2月の報によれば、スカイフォールは2019-1月29日にもテストされて部分的に成功した。それは13回目のテストであったと。
 ロシアのニュースによると、ネノクサ村の住民は、当局から、放射能除染作業が終わるまで、村を離れろとアドバイスされた、と。
 このエバキュエーション命令は、しかしその後、撤回された。
 米国は1950年代に核動力のスクラムジェットエンジンをミサイル用として企画しているが1960年代に諦めた。
 スカイフォール/9M730 を開発している企業は 「OKB ノヴァトール」社だという。
 『ワシントンポスト』によると、開発主体は「ロシア連邦原子力センター」であると。
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 Robbin Laird 記者による2019-8-12記事「Reshaping Perimeter Defense: A New Pacific Island Strategy」。
         マーク・エスパーは、中距離射程の通常弾頭のミサイルを、太平洋地域に、数ヶ月以内に配備したいと述べた。
 海兵隊の新型重輸送ヘリのCH-53Kは、機内に3万ポンド、スリングだと3万6000ポンドを離島へ運べる。
 K型は空中受油プローブを持っているので、距離は問わない。
 米陸軍のTHAADの発射車両は、全装填状態で40トンである。それは8万8184ポンドであり、米式のショートトンで表すと44トンである。
 空荷だと6万6000ポンドである。
 MV-22は、完全武装の海兵隊員24名を乗せたときのレンジが約700マイル〔海里換算で1250km、陸マイル換算で1126km〕である。
 K型の諸元。武装兵なら30人分の座席。担架なら24床。
 空中受油なしだと4時間滞空できる。そして406海里〔752km〕飛べる。
 増槽を1個、機内に積むと、550海里飛べる。
 実戦では、艦を発して片道110海里の洋上を飛び、敵地陸上に至り、そしてまた洋上110海里を艦まで戻る……といったところが、常識的な運用となる。
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 CNNの記事。
    中央アフリカにはロシアの傭兵部隊が堂々と入って政府軍に稽古をつけてやっている。ラジオではロシア語講座。
 ワグナー社というロシアの傭兵派遣会社に所属する者たちだ。
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 Simon Lester & Huan Zhu 記者による記事「Closing Pandora’s Box: The Growing Abuse of the National Security Rationale for Restricting Trade」。
 いかなる国際貿易合意も、諸国家が国家安全保障のために貿易を制限することを邪魔することはできない、とGATTが宣言している。
 米国の場合、これは1962年の国内法たる「貿易拡大法」によって、補強されている。
 ※文左衛門は日本と戦争して勝ちたいのかというとそうじゃないんだ。みんな、ここがわかっていない。文左衛門は「対日戦争」の状態を惹き起こすことによって、在韓米軍を麻痺させ、戒厳令特権を手に入れ、兵務庁の徴兵権を操ることで、韓国財閥と韓国陸軍をぶっ壊し、続いて米軍を半島から追い出し、北の三代目以上の英雄になるつもりなんだ。なんで自国の陸軍が敵かというと、そこには大統領室の直接統制が効かぬ。米国は「戦後の韓国は戦前の日本」だと見抜いていて、韓国陸軍を徹底的にがんじがらめにしてきた。まあ詳しくは月末の某別冊記事でも読んでくれれば、納得できるだろう。しかし特戦司(大使館に対するなりすましテロもやってくれる)やミサイル・コマンド(日本の全原発を射程1500kmの巡航ミサイルで攻撃可能)や海兵隊や空軍の高射部隊(S-400の技術をロシアからもらい続け、いまやF-35情報をロシアに流せる立場なのに、トルコと違って米国からの制裁をなぜかまぬがれている)は、大統領が事前の共同謀議で勝手に動かしやすいんだ。竹島海域で演習すればそこには米軍の「御目付け役」もついて行くのを遠慮するしかないので、韓国海軍と海兵隊は好きなことができる。逆倭寇が始まる。それを2020東京五輪前の、海保警備が裏日本で手薄くなる時期に始めればいい。日韓戦争状態となれば日本は東京大会を返上するしかなくなる。文左衛門はそれだけでも半島でヒーローだ。徴兵権は、自分に従わない陸軍将官の部隊(師団・旅団・連隊)の充員をさまたげ、それどころか(選別的に新兵の徴兵年季を短縮してやることにより)解隊を強制し、自分に従う若手将校の隊だけを大増強して、親衛隊に仕立てることを可能にする。その親衛隊が、空弾倉のライフルだけ担いだ北鮮の乞食陸軍を38度線から招き入れ、いっしょになって米軍基地をひしひしと包囲する。ここにおいて米軍も、もはやおん出て行くしかない。文左衛門主導で、高麗人民民主主義共和国連邦の樹立が宣言される。北鮮には核爆発装置はあっても、通常弾薬も糧食も燃料ももはやない。文左衛門親衛隊(武装SS)が半島を統一できるだろう。いったん戒厳令が敷かれたあとは、赤紙召集で予備役を選別的にイヤガラセ徴兵できるので、国内で逆らう者は誰もいなくなる。それでも逆らう者は、軍法会議で銃殺か、街頭大衆リンチにかけるのみ。同時に中共には済州島の軍事基地租借を許し、ロシアには釜山港の99年間租借を認める。これで露支にも文句は無く、いろいろ援助もしてくれる。日本は半島とはすっかり縁が切れる。めでたしめでたしだ。