96式6輪トラックの模型の写真を持っている人はいませんかな?

 Evan Karlik 記者による2019-8-30記事「Where Will the US Base Intermediate-Range Missiles in the Pacific?」。
     米軍が中距離ミサイルを新規に展開する場所の候補として、南西諸島とパラオ諸島が浮上している。
 グァムではなぜだめか。一専門家いわく。すでに中共はグァム島の隅から隅まで、ミサイルで爆砕してしまう準備を進めているので。
 フィリピンは、中共からのイヤガラセが怖くて、米軍の中距離ミサイルは受け入れられない。中共はすでに、米軍にTHAAD用地を与えた韓国のロッテに報復して見せしめとしているし、観光客の渡航を制限するというカードを持っている。ドゥテルテにとっては、それが怖い。
 沖縄では、場所としては、既存の陸自の基地内に間借りする。米陸軍の車両発射式巡航ミサイルは、ほとんどスペースをとらないので、そのようなオプションも可能になるのだ。
 そうなったら、もはや中共は、尖閣占領の野望などはすっかり諦めるしかないだろう。米陸軍の巡航ミサイルで、尖閣領土もカバーされるのだ。
 パラオと米国とはすでに自由協力条約を結んでいて、米国は対価を払えばパラオ内に基地を置くことができるようになっている。
 パラオの大統領も、アンガウルやペリリューの港湾・空港の近代化が、米軍のプレゼンスによって促進されることを歓迎すると公言している。まず、決まりだろう。
 4月にはすでに米陸軍の視察団がパラオに入っている。37年ぶりだという。名目は、パラオ軍警の訓練、道路改修、医療のアウトリーチ協力。
 おそらく来年の後半には、米陸軍のミサイル大隊複数が、パラオ諸島に進駐する。
 次。
 Paul McLeary 記者による2019-8-30記事「Army Tests Dispersed THAAD; Beginning Of Modular Missile Defense?」。
   THAADの迎撃実験が成功した。標的は1発のSSM。センサーはクェゼリンに置かれた。ランチャーはそこから相当に離れた場所に置いて、それらを連繋させてみた。
 ※ぼやかしているが、グァムか? つまり弾道弾を西向きに発射したのか?
 実験は8-30になされた。THAADのレーダー情報をPAC-3に与えるテストもついでにやってみたが、うまくいった。
 標的の弾道弾の発射タイミングは、迎撃側には事前に教えられなかった。
 次。
 ストラテジーペイジの2019-8-31記事。
    イランのスパイ機関に一本釣りされた米空軍の情報兵、モニカ・ウィットの話。
 テキサス育ちのウィットは1997入隊。イラン語を学び、通訳級にまでなった。2003にはRC-135に乗り込み、米英軍のイラク侵攻中にイラン領内ではどんな会話がなされているかを盗聴した。
 驚いたことに「ついでに我がイランにも侵攻して宗教独裁政府を覆してくれんかな」という声が多かったという。
 その後、ウィットは、米国内でのイラン系犯罪を捜査する空軍の機関、OSIに転勤した。
 ウイットは下士官で2008に除隊した。というのもそのセキュリティクリアランスと語学特技があれば、政府からもっと高額で仕事がもらえたから。
 そのうちにイラン機関がささやきかけ、ウィットは過激シーア思想に染まり、2010に政府の仕事も辞めた。
 2013にイランに半ば亡命。
 次。
 Tyler Rogoway 記者による2019-8-30記事「Shadowy New Electronic Warfare System Has Been Installed On U.S. Navy 7th Fleet Ships」。
    『フィッツジェラルド』の損壊箇所の写真を仔細に眺めているうちに、記者は、ある「装置」が設けられていたことに気づいてしまった。それは多角柱表面の棺桶を縦に置いたような器材で、指向方位を変更でき、どうやら飛来する対艦ミサイルに対して、従来とは違ったタイプの電子的ジャミングを集中する「電波砲」ではないかと見当がついた。
 そこでアーレイバーク級のすべての駆逐艦を調査してみた。
 その結果、第七艦隊の『ロナルドレーガン』、巡洋艦、駆逐艦には、すべてこの装置がついていることが写真で確かめられた。対支用のスペシャル装備だったのだ。
 この装置は正式には「AN/SLQ-59」という。トランスポータブル・エレクトロニック・ウォーフェア・モジュール=TEWMとも。
 後付けが簡単にできるようになっている。だから、脅威の大きな海域に出張するフネだけに取り付けたりできる。場合によっては陸上施設にも。
 どうやらAESAの原理を用いているようだ。だから空中の任意の一点へ電波を集中できる。
 次。
 Kris Osborn 記者による2019-8-23記事「Army Infantry to Fire Soldier-Mounted Laser Weapons」。
    米陸軍が考えている、歩兵のレーザー利用法。
 対人レーダーのようにレーザーを使えないか。たとえば、照準スコープのガラス面を探知できる方法は考えられないか。それができれば、キミを狙っている敵兵士の存在を、マシーンがいちはやく警報してくれるようになる。敵がタマを発射する前に、キミはそれに気づいて対策できるのだ。