Mike Orcutt 記者による記事「China is about to launch its own digital currency. Here’s what we know so far」。
バンク・オブ・チャイナが国営中央銀行としてデジタル・カレンシーの発行に踏み切ろうとしている気配が濃厚である。ここ数週間、それをほのめかす情報が3つある。
ブロックチェーン技術を使うのかどうかは、不明。
ウィーチャットやアリペイのような私企業が電子マネーを発行すると、その会社が倒産した場合の人民の損害が巨額になる。けっきょくやるなら中央銀行がやるしかないのだ。
おそらく、リブラ類似のものになるだろう。
そしてリブラではまだ実現できていない、「インターネット接続無し」での使用もできるようにするという野心もある。
※米ドルから完全に切り離された経済圏が完成することになるだろう。日本の自動車メーカーは、どっちの圏に所属するつもりなんだ?
次。
Franz-Stefan Gady 記者による2019-9-12記事「US Navy Deploys Littoral Combat Ship Armed With New Naval Strike Missile to Pacific」。
三胴スタイルであるインディペンデント級のLCSである『ゲイブリエル・ギフォーズ』が9月3日に太平洋域に配備された。搭載している対艦ミサイルは、レンジの大きな「NSM」だ。
この艦は2017-6に就役した。母港はサンディエゴ。
LCSのもうひとつの型はフリーダム級。どちらのクラスも主砲は57ミリで、シーラム対空ミサイル(11セル)を備える。
2019末までに、すべてのLCSは、24発のヘルファイアを垂直に発射できるようにもする。対舟艇用。
NSMは2023までにすべてのLCSの上甲板にキャニスターが載せられる。
最大で8基。
NSMはノルウェーのコングスベルグ社が「ペンギン」対艦ミサイルの後継として開発した。弾頭センサーはイメージ赤外線。陸上目標も打撃できる。射程は100海里=185km。弾頭重量は125kg。
超水平線射程のNSMを運用するためには、無人ヘリのMQ-8Bファイアスカウトを先に飛ばして目標の所在を知らねばならない。『ゲイブリエル・ギフォーズ』は、今年中に後付けで、この無人ヘリ(実用化のお墨付きが6月に出たばかり)を搭載する。
※だから日本もファイアスカウトの輸入を決めた。