家庭用防犯監視カメラに顔認識AIが搭載される流れ。特に集合住宅。

 Tyler Rogoway 記者による記事「China’s High-Speed Drone Is Rocket-Powered And All About Doing What Satellites Can’t」。
        まず確認だ。70周年パレードにひきだされた「WZ-8」×2機は、モックアップではなかった。実機のようであった。
 もちろんプロトタイプとか実験機に近いだろうが、ともかくも、ハリボテのフェイク物じゃなかった。
 側面からの写真ではランディング・ギアが分かる。
 パレードに出たWZ-8は、大型機から空中でリリースされて遠距離を高速で偵察し、また陸地にもどって滑走路で回収されるらしい。
 中共は近年、超高空まで浮揚するゾンデに高速飛翔体をくくりつけて発進させるという実験を繰り返している。その飛翔体の外形は、WZ-8と似ていた。
 空気取り入れ口がなく、噴射ノズルはある。ということは、動力はロケット・エンジンだ。
 ジェット・エンジン技術で劣っている中共も、液体燃料ロケットならば超音速を容易に実現できる。ただし超音速で往復の巡航はできないだろう。
 まず宇宙との境界ぐらいまでの高度に上昇し、弾道飛行のようにして偵察し、帰りはグライダーとなって飛行場まで戻るのだろう。
 上昇限度は13万5000フィート、速度はマッハ3.42だろう。
 ところで宇宙空間近くでは普通の「舵」はまったく効かない。ならば操縦制御をどうするのか、機体写真からはまったくわからない。
 噴射ノズルも、ヴェクター可変には見えない。
 20分間しか飛行できないとしても、マッハ3.2なら1000マイル以上を偵察できる。H-6N爆撃機から空中発射されて上昇開始するなら、往復で1500マイル飛翔できるだろう。
 このレンジで、南シナ海の大半を見張ることができる。
 発進は海南島付近から。回収はスプラトリーの砂盛島の滑走路にするのだろう。
 次。
 Loren Thompson 記者による 2019-10-3記事「Pentagon’s Next-Gen Missile Defense Plan Could Leave U.S. Poorly Protected For Years」。
   GMDが近未来の長射程SSM脅威に対応できる見通しが立たなくなったことをペンタゴンは公式に認めたにも等しい。2019-8に、《衝突体》の改良案が放棄された。※おそらくSM-3の流用品案か。