ダビデが人口調査した罰として1万人の疫病死者が出た。

 HOWARD GRENINGER 記者による2020-7-25記事「Air Force announces possible locations for foreign military F-35 training site」。
    米空軍が、外国のF-35ユーザーに対して稽古をつけてやる、米本土内の拠点候補は、以下の如し。
 インディアナ州テルホート地域空港、コロラド州バックレー空軍基地、アーカンソー州フォートスミス飛行場、テキサス州サンアントニオ=ラックランド基地、ミシガン州セルフリッジ空軍州兵基地。

 いずれも、これまで大規模な軍用機常駐は見られなかった場所。いわば過疎基地。

 ただしシンガポールは、アリゾナ州のフェニックス市に近いルーク空軍基地で、F-35Bの教育もしてもらいたいとリクエストしている。シンガポールは同機を4機購入していて、2026年に受領する予定。そしてシンガポール空軍は、そのF-16部隊の1個スコードロンをルーク基地に常駐させているのだ。この基地はFMSで外国に売られた戦闘機の訓練用基地として伝統がある。

 ルーク基地には、米空軍のF-16パイロットをF-35Aに機種転換する専門の教育隊が所在。

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 Joe Pinsker 記者による2020-7-23記事「The pandemic is disrupting birth, death, and immigration rates, and the U.S. population could reach its lowest growth rate in 100 years」。
        およそ一国の人口の変動は、三つの変数で決まる。すなわち、出生、死亡、移民。
 こんどの新コロ騒ぎは、この三つ、すべてに影響した。

 『ランセット』誌はこのほど、米国の人口は2062年にピークとなり、そのあとは減少に転ずると予言した。

 じつは近代米国は過去一回だけ人口減少を体験している。それは1918年。つまりスペイン風邪パンデミックの年であった。

 今次のパンデミックだが、いまのところ米国での死者は13万人強。
 年末までには25万人に迫るかもしれない。

 新コロから間接的に影響される死者統計の撹乱もある。たとえば交通事故。街でみかけるクルマは減ったのに、ある地域では交通事故死が増えている。道がすいていると思って法定速度を守らない奴がいるからだ。

 2018年から19年にかけて、トランプ政権であるにもかかわらず、米国は60万人近くの移民を受け入れた。

 いっぱんに、世の中が不安になって先行きが読めないときは、人々は子どもをつくらなくなる。
 某NPOの最近の調べによれば、18~49歳の米国女性の三分の一が、パンデミックを考慮して、しばらく出産しないつもりであると。

 一エコノミストによれば、2021年における米国内の出生人数は、2020年よりも、30万人から50万人は少ないであろうと。

 このことは逆に、2021年に米国で生まれた稀な人は、生涯にわたり、特権的なメリットを享受できることも意味する。
 たとえば大学入試では競争は緩和される。就職も、売り手市場となるから。

 そして新コロがおさまったとしても人々の気分はもとには戻らず、すくなくも3年くらいは、低出生傾向が続くはずだ。

 人種別では、黒人女性の44%、ヒスパニック女性の48%、白人女性の28%が、妊娠を抑制すると回答している。
 こんな統計もある。今次パンデミックの前、全米で妊娠した女性のうち45%強が、期せずして妊娠したものであると。この比率値は、パンデミック中は、増えるはずだ。

 今次パンデミックの前、米国の毎年の新生児数は、毎年の死者数を100万人ほど上回っていた。さすがにこれが逆転するようなことはないだろう。

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 ストラテジーペイジの2020-7-25記事。
    米軍はC-RAMをバグダッドのグリーンゾーン内の駐屯地に持ち込み、107ミリロケット弾を迎撃した。