少人数ですので録音も撮影もせず、くつろげる教養講座となります。
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ストラテジーペイジの2020-9-22記事。
シリア問題についてトルコはなぜ強気か。陸軍が26万5000人もいる。これなら露軍の35万人にも拮抗できる。
また、米軍がトルコ国内に核爆弾を置いている。ロシアがNATOメンバーであるトルコを核攻撃すれば、その核爆弾がトルコ空軍に引き渡される。
シリア東部でクルド部隊を護衛している米軍に露軍がつっかかってくるようにになったので、米軍はシリアにブラドリー重装甲車を持ち込んで、「デイア・エゾール」郡内の幹線道路でのコンヴォイ護衛に投入することにした。このブラドリーは、機甲旅団が駐留するクウェート基地から空輸された。
また同時に、露軍の対地直協機の接近を見張る近距離用防空レーダーも空輸した。
最初の事件は8月24日。米軍のMRAPSのコンヴォイが、露軍の装甲車から意図的な衝突攻撃を受けた。
2両の装甲車で1台のMRAPを挟み討ちして、執拗に衝突を反復したことで、MRAP車内で怪我人が出た。
「デイル・エゾル」地区およびハサカ地区にはクルド人支配地がある。露軍はそこを攻撃したいのだが、米軍が入らせないようにブロックしている。そこで露米両軍の衝突が起きる。
イスラエル空軍は9-3、中部シリアにイランが設定している「T4」空軍基地を、イスラエル領空から発射する空対地ミサイルによってまたしても攻撃。衛星写真でその着弾は確認された。シリア側はSAMで迎撃したと大本営発表しているが、嘘である。「T4」はパルミラの近くに2018に完成し、イランの地対地ミサイルが集積されているほか、イランのUAV運用拠点になっている。それ以前にあったUAV基地は、イスラエルが空爆で潰してしまった。
「地政学」は殺傷力のある武器である。〈新装版〉 ニュー・クラシック・ライブラリー
封鎖戦 中国を機雷で隔離せよ!