中共の巨漢女子が優勝候補らしいので。
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Ziyu Zhang 記者による2021-7-27記事「Tokyo Olympics: Adopted from China, Canada’s Maggie MacNeil wins gold and Chinese social media laments its one-child policy」。
女子100mバタフライで金メダルを取ったカナダの選手は、中国の一人っ子政策にひっかかって養子に出されたという過去を持つ。
月曜日、カナダに最初の金メダルをもたらした21歳のマギー・マクネイル選手。
2位が中共の選手であった。わずか0.05秒差で。
マクニール選手の実の両親は、江西省の九江(おそらくクソ田舎)に居住している。彼女は2000-2にそこで生まれた。
しかし0歳で孤児院送り。1歳のとき、その孤児院から、実の妹とともに、カナダ人(オンタリオ州ロンドン市居住)に貰われた。実の両親は、弟1人を得るまで、こうするつもりだったのである。農村では、それが普通であった。
マクニール選手は2008年から水泳を始めた。さらに米国のミシガン州立大学へ。
2019年に光州大会で、世界記録保持者を負かして優勝。55.83秒だった。
なお中共では2015年から「2人子政策」に、また2021年からは「3人子政策」に緩和している。
「1人子政策」は1980年に策定されたのだが、その背景には、1959年から1962年にかけての毛沢東の失政による数百万人の国内餓死者の記憶がある。
産児制限を無視した両親には多額の罰金が課せられる。2020年には、7人の子を作った四川省の両親に対して、71万8080元=11万米ドルの科料が申し渡された。
だから「1人子政策」のもとでは、女児を出産した場合、すぐに孤児院の門前に捨てられた。
中共の公式統計によると、2021年の最初の3ヵ月において、19万人の孤児が加算されているという。
ちなみに2012年の孤児は57万人だったと。
中共は1991から、国際養子縁組プログラムを受け入れている。
この制度を通じて、11万人の孤児が、中共から海外へ貰われていった。ほとんどは米国へ。
米国務省の統計によると、1999から2020までのあいだ、中共から8万2456人の孤児が貰われていると。そのうち82.14%は女児であると。
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Barnaby Lane 記者による記事「The Filipino Olympic weightlifting sensation will be given $660,000 and 2 houses for winning her country’s first-ever gold」。
比島に初のオリンピック金メダル(なおかつ五輪記録)をもたらした女子55kg級グループAの重量挙げのディアス選手(30歳)。
この手柄により、帰国すれば、3300万ペソ(米ドルにして66万ドル)と、2軒の家を貰えるという。
彼女は五輪開催前の7ヶ月間を家族から離れてマレーシアで特訓していた。これは新コロに罹患しない用心であった。
練習機材が泣かせる。竹の棒の両端に、水を入れたタンクを吊るしたもの。それを使っていた。
貰えるコンドミニアムの1軒は米ドルにして28万ドル相当の豪邸。これはシナ系フィリピン人の富豪からの個人プレゼントだ。
ちなみにディアス選手は2016リオ大会では銀メダルだった。