ツイッテロリズム。

 ストラテジーペイジの2021-8-19記事。
   7月、イラン海軍は、『モウジ』級軽フリゲートの4番艦『デナ』を就役させた。
 イランはあと3隻、量産するつもり。

 1番艦『ジャマラン』は2010就役。6年かけて建造した。

 2番艦『ダマヴァンド』は、カスピ海にある造船所で6年かけて建造した。2015就役。
 しかし2018に入港に失敗して座礁、半没。18ヶ月かけて修理したが、再就役はしていない模様。おそらく主要な機器に浸水ダメージがあり、それを直しようがなかった。

 3番艦『サハンド』は8年がかりで建造し、2018就役。
 タンカーを護衛して大西洋に出て、連続150日の航海もしてみせた。技術力誇示である。

 イランは2000年から、自前の造艦能力を構築し始めた。
 いまでは最大2200トンのフリゲートまでを建造できる。

 ペルシャ湾では、UAEが、独自の造船産業を抱えている。

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 indomilitary の2021-8-19記事「Turkish FNSS Launches Ranpur M113 Unmanned Variant ? “Shadow Rider”」。
     大量のM113装甲車(APC)を保有し続けているトルコは、2020年にその電動ハイブリッド化改造品「E-ACV」をリリースしたが、こんどは、完全無人化をなしとげた。25ミリ機関砲塔を乗せたロボット戦闘車「シャドウ・ライダーUGV」だ。

 設計はFNSS社。以前に「タイガー」という中戦車をこしらえた経験がある。

 もちろん発砲の許可は人間がリモートで出す。
 航続は450km可能。最高速力は50km/時。空隙160cmの塹壕を横切れる。ペイロードは4.5トン。

 M113のロボット化を早々と試みているのはBAE社で、豪州陸軍のために設計した。2019-10から2両を改造している。

 ※陸自に少数、残っている73式APCも、ロボット化するのが正しい。ロボットAPCは何が便利かというと、輸送機から物料傘で尖閣の海岸線に落としてやれる。すぐにぶっこわれるかもしれないが、この場合、敵の機先を制する「外見」ができることが、国際政治上、とても大事なのだ。