ストラテジーペイジの2021-8-22記事。
中共空軍は古い機体を無人機に改造し、AAM実射訓練などに供している。
ミグ17コピーのJ5、ミグ19コピーのJ6、ミグ21コピーのJ7などを絶賛改造中。
米軍のターゲットドローンを拾ってリバースエンジニアリングしたものもあるのだが……。
また、J6に関しては、J6Wという特殊任務の無人機にも改造している。500kg爆弾を1発抱かせて、特攻させる。すべて、台湾の対岸に並べてある。
全部で数百機ともいうが、数量の詳細は不明。
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Juan King 記者による2021-8-18記事「Coast Guard patrols from Japan for fisheries violators」。
ヨコタ基地に、短期間、赤白模様の入った、1機のHC-130J スーパー・ハーキュリズ が飛来。
同機は、米沿岸警備隊の所属機。
アラスカのコディアック空軍基地から、8-12にやってきた。
違法漁業の取締りを眼目とした「ノースパシフィックガード」演習に、参加する。
乗員は7人。
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Kyle Mizokami 記者による2021-8-17記事「The Complicated Logistics Behind the Kabul Airport Evacuation, Explained」。
タリバンは空港から2km外縁をバッファーゾーン化している。検問設定により。
米軍もまた、空港周囲1マイルを結界し、勝手に人々がその内側へ入れないようにしている。
8-16時点でのツイッター情報によれば、タリバンは以下の政府軍飛行機を接収した。
A-29×1機。
セスナ208×1機。
ミル35ヘリ×1機。
ブラックホーク×4機。
MD-530F×8機。
ミル17ヘリ×9機。
スキャンイーグル×6機。
※携帯の無線電波情報を収集していた、複数の旅客機改造機が、奪われるといちばん厄介だったので、まずは安心か。
ところでC-17に640人乗せたという話だが、ひとり150ポンドとして、640人でも9万6000ポンドにしかならない。C-17は、それに加えてさらに30トンを運ぶことができるのである。
巨大輸送機で危ないのは、飛行中に、積荷がとつぜん機内で大移動して、荷室内にいた人を押しつぶしたり、機体の重心が攪乱されること。2013にはバグラム基地を離陸した747貨物機でその事故が起きた。クルー6人が機上死。
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Tyler Rogoway 記者による2021-8-21記事「Here’s All The Intel You Need On The Ongoing Evacuation Operation In Kabul」。
逃亡者を詰め込んで運ぶC-17の床には臨時に、ビニールが張ってある。
これは、C-17には正規のトイレが一個しかなく、荷室内で数百人に勝手に移動してもらっても困るので、基本、タレ流しをお願いするしかない。その、清掃の手間を省かんがためである。