indomilitary の2021-11-12記事「Washington Considers Selling MQ-1C Gray Eagle Combat Drone to Indonesia」。
米政府は、インドネシアに対して、武装攻撃型無人機「グレイイーグル」(MQ-1C)を売却することを検討中だと。インドネシアの方から、リクエストがあったので。
また既報によれば、カタールに対する「MQ-9B プレデター」×4機の売却の話も先行して検討されているところ。
インドネシアはすでに中共製の「CH-4」武装無人機を輸入しており、4月には、それ用の空対地ミサイルである「AR-2」も買った。
MQ-1Cのエンジンは「Thielert Centurlon 1.7」で、165馬力である。
※英文ウィキによるとこのディーゼルエンジンは、メルセデスベンツの自動車用エンジンから発達させたもの。また、ティエラート社は、中共資本の傘下にあるという。販売はコンチネンタルモータースが担当している。このエンジンは液冷で電子制御。燃料は軽油でもジェット燃料でもOK。「セスナ172」のF型以降も、このエンジンを搭載すると。定速回転方式でとにかく燃費が良い。
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Myung Chul Lee 記者による2021-11-11記事「North Korea tells military to prepare for winter as government lowers fuel allotments」。
平壌政府は、北鮮軍に対し、この冬を乗り切るための準備状況(兵隊を森に入れて焚き木を集めさせること)の日報提出を求めた。
どうやら、ますます石炭や石油の配分量を、減らすつもりでいるらしい。
北鮮では、今年は例年より早く冬が到来している。モタモタしていると積雪で、山の柴刈りはできなくなってしまう。両江道ではもう既に積もり始めた。
問題は、奥山で、薪とする木材を伐採しても、それを里の駐屯地まで持ち帰るのには、重機やトラックのエンジンを動かす必要があること。その燃料が、無いのだ。
配給をまたずに、市場でトラック用の燃料を買うという手もあるが、今年は、高すぎて無理。
なお北鮮兵舎の暖房システムは、古来そのままの「オンドル」である。
さらに兵隊たちには「キムチ」作りの作業も待っている。キムチは駐屯地ごとの自給なのだ。
平安北道の平野部と、慈柄道では、ハゲ山しかないため、薪は得られない。そのあたりでは、オンドル燃料にも石炭が必要である。例年は石炭配給があったが、今年は無い。大ピンチ。
同地には炭鉱はないけれども「ピート」(泥炭)は存在するので、兵隊に、泥炭を掘らせている。これは乾燥させれば、燃やすことができる。
武漢ウイルスのおかげで、薪の値段も、今年は高い。
比較的に優遇されているはずの北鮮の特殊部隊にも、今年は、軍服が行き渡らないそうである。
北鮮軍は、兵士の軍服を毎年、新調させる規則があるという。しかし、冬季用の軍服に関しては、4年前に支給されたきり、更新は途絶えているという。
これは、被服廠の工場に原材料や電力が行かなくなり、シャットダウンしているせいである。
※もし中共のガラの余波で日本に大失業時代が到来したら、日本版ニューディールとして「薪伐採部隊」を編成し、全国の国有林の杉を根こそぎにし、冬の燃料にするとともに、栗などの果樹を植えて、とりあえず山に入れば誰も飢え死にはしないで済むというあんしん社会を実現するがよいだろう。
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2021-11-8記事「North Korean hospital mum on cause of death for 10 ‘suspected’ COVID-19 patients」。
清津の病院では、新コロ患者が出ると、それを暖房の無い、結核患者用の隔離病棟に送って、凍死させてしまう。そして遺族に引き渡さず、裏山に埋めてしまう。三代目のタテマエとして、北鮮内には新コロは無いということにしなければならないのである。
しかし平壌を含めた各地で感染は拡大している。
平壌南郊の「ムンドク」など複数の首都近郊病院でも、新コロ死者は、表向き、結核かインフルエンザで死んだことにしている。
結核と新コロでは肺のやられ方がぜんぜん違う。だから医者が死体を見れば、騙されない。しかし庶民にはそんな区別はつかぬ。
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CNNの2021-11-12記事「A tiny robot to plant seeds in the desert and a simple way to keep plastic out of the ocean: Global Grad Show looks to a greener future」。
「シードボット」は、砂地を這い回るミニロボットで、昼間に太陽電池パネルで充電し、夜間に自動でタネを植える。これを北アフリカや中東の砂漠に投入し、緑化を図る。
デュバイの研究機関が発明した。
全長はわずか20センチである。3Dプリンターでこしらえた。
こんなものでも、半径5kmの砂漠にタネを植え付けられるという。前脚にセンサーがついており、適度に湿った砂でなければ、種を蒔かない。
※これができるのならば、ヨトウムシや青虫を探知してレーザーで殺害してしまうミニロボットもできるはずだ。農薬を使わない有機農業になるじゃないか。