露軍は122ミリのMLRSまで物料傘で空挺投下させるつもりらしい。

 Maritime Executive の2021-11-23記事「Israel Identifies Two Iranian Drone Bases Used to Strike Shipping」。
   イスラエルの国防大臣ベニー・ガンツはオンラインで発表した。オマーン湾で商船をしきりに襲撃している謎の無人機の発進基地は、イラン南部のチャバハールとケシュム島に在り、と。

 自爆ドローンの新型は「シャヘド」である。

 イランの攻撃手段はひとつではない。サウジ領内のアラムコの施設を攻撃したときは、無人機の発進点はシリア領内であった。またイランは、ヒズボラを教育して、イスラエル領内に対するドローン精密攻撃を実行させようとしている、と国防相。

 ヨルダン川西岸のパレスチナ人にもイランは無人機を供与し、シリア領内からイスラエルに向けた攻撃をさせようとたくらんでいる。

 イスラエルは「シャヘド141」を既に撃墜している。

 またイランは、反イスラエルのゲリラたちに武器弾薬を送り届ける手段としても、ドローンを活用しようとしている。

 イランのカシャン市の近くには、ドローン用の第三の基地があり、そこに中東じゅうからシーア派の武装グループを集めて、自爆ドローンの取り扱い術を、教育してやっているいるようだ。

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 APの2021-11-23記事「Iran appeals ban from world judo events for avoiding Israeli opponents」。
   イランの柔道連盟は、国際柔道試合への出場資格を4年間、剥奪されている。理由は、イスラエル選手との対戦を選手たちに拒否させている行為が、人種差別にあたるからだ。そのような対戦があり得る大会そのものを、イランはボイコットしているのだ。

 ※選手本人の自主判断でボイコットするのは問題ないと思われる。

 国際柔道連盟がイラン制裁にふみきったのは、前の世界チャンピオンであるサエイド・モラエイが、2019世界選手権を辞退しろと圧力をかけられたのに反発して、イランを捨てて亡命してしまった事件の直後であった。

 モラエイはドイツで保護された。その後、国際オリンピック委員会は、モラエイがモンゴルの代表として出場することを認めた。モラエイは東京五輪の81kg級で銀メダルを得た。

 この銀メダルを、モラエイは、イスラエルに捧げた。イスラエルのスポーツ界から、何年ものあいだ、支援してもらっているからだという。

 2月、モラエイはテルアビブで開催された国際グランドスラムに出場して、銀メダル。このときもCNNに向かって、イスラエルへの感謝を表明している。

 当初、国際柔道連盟は、イランを無期限資格停止にしたのだが、スポーツ仲裁裁判所が、それを4年に短縮したのである。

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 Kayla Kibbe 記者による2021-11-15記事「Joe Rogan Could Suck His Own Dick, If He Wanted To」。
   テコンドーからブラジリアン柔術まで黒帯である大物コメディアンのジョー・ローガンに、あらたなる珍伝説が……。
 彼はなんと、じぶんでじぶんの股間を舐められるのだそうである。オート・フェラチオ。

 大金を稼いでいるポッドキャスターとしては、おそらく最も「軟体」である—と彼は自負している。

 できるかどうか試したことはあり、できると知っている。けれども、敢えて、そんなことはせんのじゃ—と彼はのたまう。

 彼は請合う。そんなことしても、楽しくねえんだよ。
 ちなみに彼はどストレート。ホモ嫌いで鳴らしている。

 それは非常に疲れるから、という話もあるのだが、それができる人以外、わかることではない。

 ※ナインギャグでとんでもない動画を視た。サルが観光客の前でセルフフェラチオして射精しているのだ。大昔に『がきデカ』に描いてあった話は、ただの空想ではなかったようだ。しかし、そのサルのその行為の前後の観察は、欠落している。そこが気になる。

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 indomilitary の2021-11-23記事「This is -37-800М ? Ejection Seat in Kamov Ka-50/Ka-52 Attack Helicopters」。
   ロシアのカモフ社の、二重反転ローターの攻撃ヘリ「Ka-50/Ka52」。
 複座型だが、そこになんと、エジェクション・シートを後付けした製品がお目見えした。

 この改造をやったのは、NPPズヴェズダ社。改造機は「-37-800M」という。ゼロ・ゼロ射出でも安全だそうだ。

 手順としては、まずローターが外れ、ついでキャノピーの天井が極細の導爆線により粉砕され、直後にシートがロケットで射出される。

 ※ゼロ・ゼロ射出といっても、ローターが十分に遠くへ離れてくれるまでには何秒も時間がかかってしまうだろうから、その間に地面や崖に叩きつけられたらおしまいであろう。ただし、この装置は、水上に不時着水したときには、クルーの生存率を高めてくれるかもしれない。いくらプールで訓練したって、まっ暗闇の海の中で逆さにひっくりかえったコクピット内から悠々と泳ぎ出せるわけはないので……。