黄海の平均水深は44m。最深部で152m。

 indomilitary の2021-11-28記事「Ukraine Tests Thermobaric Rocket, A Nightmare For Infantry Troops」。
   ウクライナがこのほどテストに漕ぎ付けた最新の武器は、サーモバリック弾頭を取り付けた、空対地ロケット弾だ。
 直径80ミリの「RS-80」ロケット。

 半径4m内は一瞬、1500℃になり、且つ、酸欠になる。
 その直後に衝撃波が拡がる。爆圧の波は物陰まで回りこむので、塹壕内にいても、やられる。
 また、爆圧そのものの毀害力は、防弾ヴェストによっては防ぐことができない。

 ウクライナ軍は、この空対地ロケット弾を、ヘリコプターもしくは無人機から発射することを考えている。

 弾頭の先頭は小さなHEAT構造になっているようで、アーマーを40ミリくらいなら、穿貫できるという。コンクリートのビル壁なら200ミリ厚まで、小孔をあけられる。

 次。
 ストラテジーペイジの2021-11-28記事。
   パキスタン海軍が中共からの調達数を増やしている『54A』型フリゲート。
 単価は2億4000万ドルから3億3000万ドルの間と見られる。

 建造はシナでおこなわれ、パキから乗員が出張して訓練を受け、それから回航する。
 1隻はパキで建造するという話だったのだが、工期は延びるしコストも高くなると説得された。

 パキスタン側ではこのフネに『F-22P』という型番を与えている。
 沿岸警備用なので、スピードは時速46kmしか出ない。

 ※純粋なRo-Ro船とも違う、《ドライブスルー式中型省力コンテナ船》の案だが、「トップリフター」のような荷役作業車(基本、無人)が、中層中央縦通デッキの《待たないの廊下》の両側ガーター帯を走り回るシステムでもいいかもしれない。ただし、既に積まれているコンテナの上に箱を載せるとはかぎらず、既に積まれているコンテナの上層の数段を持ち上げて、その下へ押し込めることもできるよう、積荷は垂直のガードレールによって仕切るのだ。それによって荒天時の荷崩れも起きなくなるだろう。逆に非常の場合は下段から「刎ね荷」してしまうことすら可能になる。さらに、もし船体が、スエズの座礁事故のような状態となっても、自力で積荷を水平に吐き出して、総重量を減らすことができる。荷役の分散化の革命だろう。