ところで「自爆ロボット犬」はいつ出動するんだ? みんな待ってるんだぞ!
WWII中にソ連軍は、犬に爆薬を縛りつけ、エンジンをアイドリング中の車両の下で給餌して慣れさせておき、本番では、ロッド起倒式の通電スイッチを爆薬から垂直に上に延ばして、犬を放ち、その犬がドイツ戦車の底部にもぐりこむとロッドが倒れて爆発するようにしていた。
犬の特攻隊である。
今日であれば、音も無く駐車中の敵車両に近づき、底部に爆弾を置いて「生還」することだってできるはずではないか。
あと、今日の市街戦では、戦後ながらく廃れていた「火炎放射戦車」が有効なはずだ。西側軍は体裁を気にするので、とても採用はできないが、露軍なら復活させるであろう。もちろん、リモコンの改造無人戦車としてだ。
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Tibi Puiu 記者による2022-4-7記事「AI paints night vision images into full color」。
加州大学にて、モノクロの世界である夜間の赤外線撮影画像を、AIによってカラー着色し、昼間と同じように人が風景を眺められるようにするソフトウェアの研究が進んでいるそうだ。
ちなみに、古いナイトヴィジョンは、なぜ緑一色だったか。これは蛍光物質をスクリーンにコーティングして、わざと、灰色を緑色に変えていた。
なぜかというと、人間の視力は、555ナノメーターの波長(=緑色)にいちばん敏感なのだ。したがって緑なら、光源じたいを薄暗くしてもモノクロ画像をくっきりと認識できる。ひいては、電池の節約にもつながったという次第。
※サッカー場でフリーキックの選手に対してイヤガラセ妨害をするレーザーが緑色なのも、こういう理由があるわけか。
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Fermin Koop 記者による2022-4-8記事「Engineers create solar panels that generate electricity at night」。
ソーラーパネルで夜でも発電させる方法。
ソーラーパネルに市販の熱電対をとりつけると、夜間、パネルの表面温度が空気よりも冷えて温度差があるため、1平米あたり50ミリワットを発電できるという。これは昼間の太陽光発電力の0.04%でしかないが、ゼロよりはマシだ。スマホの充電くらいには、使えるだろうという。